社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

「試合で勝つ方法」 第13回:メンタルトレーニング!

2009-12-04 09:14:20 | Weblog
具体論第13回目は、試合で勝つためには、「メンタルトレーニング」が必要である。
第10回目で取り上げた「気力の充実」と重複する部分もあるが、今回は、いろいろなスキルを用いて強い精神面や心理面をきたえていくことが求められているからである。
一つの例としては呼吸法がある。広く知られよくやることとして、「腹式呼吸」がある。
お産の時、妊婦さんがさせられる呼吸法で、息を吸うときにお腹を膨らませ、逆に吐くときに凹ませる。普段の呼吸法と反対になるのである。
私がここで言いたいのは、選手の調子が悪い時や試合前の非常に緊張している場面で、これをやれば平常心に戻れる、心が前向きにそして調子もよくなりポジティブな発想が生まれるのだという、選手の暗示のようなもので、メンタルアップさせるスキルとして身につけることが必要だという考え方である。
もちろん、このことに関しては本当に効果があるのだろうか?という異論や反論があろうかと思うが、勝負に勝つためには卓球の技術だけではなく、精神的な要素が大きなウエートを占めていることは、どの指導者も重々理解されていると思うからであり、効果もそのスキルによってまた選手一人一人違うのである。
メンタルトレーニングは卓球技術のレベルと平行して指導していくことが大事ではないかと思う、とは言ってもなかなか専門的で難しいことであるため、総合的なメンタルマネジメントが出来る方(有資格者等)の教えを頂くことが必要であると思われる。
(写真は過日の市民卓球大会より)