団地にはペストコントロール(人間生活における有害・不快な生物の活動を、人の生活を害さないレベルまで制御すること)を業としている友人がいます。当然生物には詳しく、その彼が「アブラゼミがいなくなってクマゼミが増えている」と教えてくれたのが一昨年でした。
昔々子供の頃、捉まえられるのはアブラゼミばかりで、羽根が透明なクマゼミが欲しくて、樹の下をウロウロしたものでした。見つけられても、タモが届かない上の方で、ずいぶん悔しい思いをしたのでした。そのクマゼミがアブラゼミと入れ替わって、近頃はアブラゼミが貴重なんだだそうです。
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先日、台風(11号)が近づく少し前、日照りの中、蝉の幼虫が蠢いているのを発見しました。トンボの幼虫がヤゴと呼ばれるのに比べて、蝉の幼虫は全国で呼び方が色々あるそうですが、一般的には『蝉の幼虫』とだけしか名前がありません。水中とちがって見えないからかなぁ・・・。若干哀れ。
田舎育ちの私も、蝉の幼虫が地中から出てくるのを見たことがありませんでした。地中から出てくるのは夜中の涼しい時、高い場所を探してたどり着き、明け方にかけ羽化し、朝日で体を乾かして軽量化すると聞いていました。お昼少し前のかんかん照りに地中から出てきたら、熱中症、鳥の餌、アリンコの攻撃と危険がいっぱい、おそらくマヌケなやつだったと思います。
動画を撮影しながら、日影を作ってやりましたが石が登れず、仕方なく手を貸しました。午後3時ころ羽化が終わりましたが、夕方まで同じ場所にいました。帰宅した妻に「もっと高いところでダッピしなきゃダメでしょう」と説教されていました。なぜ高いところが良いのか、私は?です。
昔々子供の頃、捉まえられるのはアブラゼミばかりで、羽根が透明なクマゼミが欲しくて、樹の下をウロウロしたものでした。見つけられても、タモが届かない上の方で、ずいぶん悔しい思いをしたのでした。そのクマゼミがアブラゼミと入れ替わって、近頃はアブラゼミが貴重なんだだそうです。
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先日、台風(11号)が近づく少し前、日照りの中、蝉の幼虫が蠢いているのを発見しました。トンボの幼虫がヤゴと呼ばれるのに比べて、蝉の幼虫は全国で呼び方が色々あるそうですが、一般的には『蝉の幼虫』とだけしか名前がありません。水中とちがって見えないからかなぁ・・・。若干哀れ。
田舎育ちの私も、蝉の幼虫が地中から出てくるのを見たことがありませんでした。地中から出てくるのは夜中の涼しい時、高い場所を探してたどり着き、明け方にかけ羽化し、朝日で体を乾かして軽量化すると聞いていました。お昼少し前のかんかん照りに地中から出てきたら、熱中症、鳥の餌、アリンコの攻撃と危険がいっぱい、おそらくマヌケなやつだったと思います。
動画を撮影しながら、日影を作ってやりましたが石が登れず、仕方なく手を貸しました。午後3時ころ羽化が終わりましたが、夕方まで同じ場所にいました。帰宅した妻に「もっと高いところでダッピしなきゃダメでしょう」と説教されていました。なぜ高いところが良いのか、私は?です。