田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

母は強し 嫁子チャンの話です

2015年07月27日 | 日記
 昔々ですが、娘と息子は人工乳で育ちました。妻は母乳が出ず、産院にいるうちに人工乳となりました。当時は栄養に根拠のある人工乳のほうが良いとさえ言われていたような気がします。産院でのお祝いに、数社の粉ミルクがプレゼントされました。赤ちゃんは味に慣れると、他の粉ミルクを飲まないそうで、粉ミルクメーカーは産院が営業ポイントと言われたそうです。
 
 近頃は行き過ぎた母乳信仰があるようです。孫の○っちゃんは母乳で育っています。嫁子チャンに母乳信仰があるのか聞きたくても聞けません。何かを信じてしまうと、他の意見を取り入れないばかりか、他の意見をいう人を避けたりします。孫であっても自分の子ではありませんから、自分の意見は控えなければならないと思うのです。だって、どちらが正しいか解らないことですから・・。
 
 ○っちゃんの入院時ですが、嫁子チャンが「疲れたのか、母乳が足りないのでミルクも飲ませてます。○っちゃん、いやがらず飲んでくれます。母乳だと寝ててもすぐにあげられるし、自分が保存庫だから楽ですけどネェ」と言ってました。
 
 ○っちゃんはお口の手術でしたから、お口の周りを圧迫しないように哺乳瓶で母乳を飲ませる練習もしたそうです。○っちゃんはお母さんのお乳から飲みたがったそうです。嫁子チャンは「直接オッパイから飲ませられたら、それは楽チンですが、そうも言っていられない」と言ってました。
 
 母乳の苦労は、飲んだ量が正確に解らないそうです。体重の増加で知ることはできるそうですが、市販品の赤ちゃん体重計の多くは100グラム単位だそうです。10グラム単位の体重計はあるにはあるが高価だそうです。飲んだ量だけ子は体重が増え、母は同じだけ減る、確かにそうだ、感激しました。
 
 足りなければ足りないで人工乳、嫁子チャンは、そんなに神経質になっていません。我が子に少し障害があったり、血液の数値で手術が延期になったりして、ずいぶん気を揉んだことでしょうが、強い母さんになったように感じました。あっぱれ嫁子チャン!ガンバレ、手伝うぜ!!でした。