田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

新国立設計ザハ氏と・・・・・文科省など検討

2015年07月13日 | 仕事
 新国立競技場の整備計画が大幅に見直されそうです。あの自転車のヘルメットのようなデザインはとても綺麗ですが、はたして人の視点からはどのように見えるのでしょう。あまりにも大きすぎて、形として捉えれるのか心配です。

 十数日前にネットで読みましたが、もう決まりかのように言う政治家、財界人がケンケンガクガクで見苦しいですね。
 
 さて隣の市に、十年ほど前、海外著名女流建築家が公共建築物を手がけました。私達北半球に住む者にとっては、南向きの窓は冬暖かいです。北半球の人達はその逆です。でも地球上では、方位に関わらぬ生活をしている人達が大部分ですが、私達日本人は住みやすさが最重要です。
 
 この公共建築物は賃貸住宅を含んでいましたから、建物の向きはとても大切でした。著名女流建築家は方位を無視しました。建てる前に気づいた人達は、誰が著名女流建築家にご注進するか、ケンケンガクガクだったそうで、失礼に当たらぬようぬ首長がその任ににあたったそうです。馬鹿げてる。
 
 で、新国立競技場のコンペ審査委員長だった安藤忠雄氏がモノを言いだしました。とんでもない金額だから当たり前ですよね。でコンペの条件に1300億円って知らせてあるらしい。だったらなぜ????。オイラ達が国の依頼で仕事をする時など、重箱の隅を針で突くような調査をするくせにね。馬鹿げてる。
 
 こんな時は原点に戻らなきゃいけない。そもそも建築を横文字でアーキテクツなんて”小洒落”ていう人がいますが、そもそもアートとテクノロジーの融合で出来た言葉らしいです。アートがあまりにも前へ押し出されれば危険だし、維持が大変。私の市にも超有名建築家の作品がありますが、完成以来雨漏りが続いています。今では立派な鍾乳石ができています。馬鹿げてます。