田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

町並み見学

2019年07月15日 | 日記
 港近くの古い町並み『宿根木』を見学しました。宿根木は、新潟県佐渡市の最南端にある町名。狭義にはその中心地区を指し、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。江戸時代後期から明治初期にかけて全盛期を迎えた北前船の寄港地として発展した港町で、船大工によって作られた当時の面影を色濃く残す町並みが保全されているとwiki。
 
 砂金体験場からバスに乗るころの激しい雨もあがり、相変わらずの曇天ですが海の風が心地よく、見慣れない宿根木の町並みを堪能しました。木の壁、石置木羽葺(こばぶき)屋根は、石置き杉皮の屋根で育った私には、なんだか懐かしい風景でした。
 
 狭い路地、観光の私達を少しばかり迷惑そうな態度で、前を歩く若者をたしなめるようなボランティア案内人の爺様、世代の相違と生活圏に入り込む観光という重荷が、音を立ててきしみ始めているのを感じました。
 
 昔々、狭い土地に肩を寄せ合い、限られた技術で、手に入る資材だけを工夫に工夫を重ねて自然の猛威に立ち向かった先人の努力と、それを伝えようとする宿根木の人達の努力だけが伝わってきた見学でした。雨が本降りになっていました。
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