田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

トンネル事故

2019年07月18日 | 日記
 事故は、始発前の線路整備中に、トンネル火災が発生したらしく、私達が乗車予定の特急は運休になりました。この旅行がツアーで無かったら、足の確保に右往左往しなければなりません。
 
 ツアーは気楽、自分では何もできません。気楽に添乗員任せです。添乗員さんは会社の指示待ち、往路は中央線始発からの乗車、沿線途中駅からのツアー客も数人います。
 
 バスの手配ができたそうですが、救援バスの到着時間が決まらず、恐らく塩尻駅は大混雑しているだろうし、帰宅は日をまたぎそうだと、悲観的なことを添乗員さんは言い出しました。
 
 塩尻駅までのバス車中、途中駅乗車のツアー客が、始発駅まで戻されるのは困ると言い出しました。救援バスの到着時間もわからぬまま、不安な気持ちをかかえたまま、途中のインターで降り、小布施を散策しました。
 
 小布施は栗が有名、私達は夕食に、おやきを買いました。妻は紫花豆を買いました。とてもお値打ちでしたので、不安な気持ちや少々の雨も気にならず、塩尻駅へ向かいました。
 
 塩尻駅はさほど混雑していませんでした。折り返し運転が始まっていると聞きました。救援バスは6時には着くだろうと、駅前広場で自由行動になりました。
 
 塩尻駅2階の喫茶店は閑散としていました。ブレンドコーヒーが300円とお値打ち。カップに波々と注いであります。見た感じは良くありません。私は『きっと焦げた味だな』とミルクと砂糖を入れて撹拌するために、こぼさないように唇を添えてすすりました。
 
 『旨いぞ。美味しい。真っ黒なのに滑らか』と妻に思わず言ってしまいました。この三日間コーヒーを飲まなかったかもしれませんが、本当に美味しかったのです。広場を見ると、添乗員さんがコロコロを引きながら、汗を拭きながら、広場のベンチに座るツアー客を確認しています。
 
 バスは思いのほか早く到着しました。バスに乗り込もうとした時、あの息子の嫁さんと折り合いが悪い二人組のいる場所がわからないと、添乗員さんのあきらめ顔。妻が「あそこのうどんを食べるって言ってたよ」と。
 
 バスは、5時前に出発できました。途中渋滞もなく、最終到着は9時少し前、約1時間遅れの到着。良かった、良かった。皆さん笑顔でお別れしました。
 
 買わないつもりのお土産でしたが、自分達だけのお土産、こんなに買ってしまいました。おしまいです。疲れたけど楽しかったな・・。
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