田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

引っ越しされたのに・・

2019年07月23日 | 日記
 昨日のことです。電話の向こうに聞いたことがある声「Aですが、お聞きしたいことが・・」『Aさん?お引越しされたと聞きましたが・・・』てっきり転居先からの電話だと思った私です。
 
 Aさんは昨年度の理事さん。妻のほうが親しく、引き継ぎも楽しそうだった。引き継ぎの際にはお引越しの話は無かったです。その後お引越しされたとの話を聞き、ちょっぴり寂しかった私達です。
 
 さて、私の住む団地は限界団地です。管理組合を自治運営しています。近年高齢者が多くなり、輪番制の理事就任を断る人も出てきました。もちろん体力的に無理な人もあり、そのような方は飛ばすようにはしていますが、そうなると輪番制の分母の数が少なくなってしまいます。
 
 Aさんはそのような階段にお部屋がありました。10室のうち5室が空き部屋、持ち主はいるのですが、別荘のような使い方をしている人もいますから、怒りを買います。
 
 Aさん「いっとき、引っ越ししたのですが、縁がなかったというか、また戻ってきました」とおっしゃいました。あまり立ち入ったことは聞けません。『それで、どうなさったのですか?』「ベランダに気味の悪い物がいます。怖くて近寄れません」Aさんのお部屋は上階、簡単には登れない高さです。
 
 Aさんのご主人は単身赴任ですから、一人では入室できません。『妻もAさんに会いたがっていますので、一緒に行きます。オイラは珍しそうだから見たいです』と完全野次馬です。
 
 気味の悪い生き物はコウモリでした。コウモリはむやみに殺してはいけませんが、団地の天井裏に住み着くとダニを落としたりします。触らないほうが良いと思います。用意した糞バサミで箱に入れました。歯を剥き出して威嚇されました。女子達は後ろでキャーキャー。しかし噛まれたら、病院行きですね。
 
 そう言えば、外掃除のさいコウモリの死体を見たとの噂を聞きました。樹木消毒の副作用かなと思う、蒸し暑い夕暮れです。