今風の言葉が解らない 丁寧な暮らしとかサードウエーブって何？

　Infoseek NEWSなのですが、見出『丁寧な暮らしとか言ってる中年サードウェーブ男は痛々しい』の意味がわからず、調べてしまいました。本題の丁寧な暮らしは後で述べるにして、サードウエーブとは何でしょう？。
　
　昔々、社会人講座で「サードパーティーって何ですか？」と聞かれました。『サードは三番目という意味で、パーティーはパート、すなわち三番番目の部品ってことです。純正部品じゃなくて、三流品のことで、ビックリするくらいお安い製品です』と答えると「二流品以下ですか？」って聞かれちゃいました。
本来はメーカーとユーザーの関係で、それ以外がサードパーティーらしいです。
　
　話を戻して、サードウエーブ男子って呼ばれている人達ですが、第三の男じゃありません。ネットを見ると、サードウエーブコーヒーから由来しているそうです。サードウエーブコーヒーとは、新しいコーヒーの淹れ方みたいです。こだわりのコーヒー豆を使い、１杯ずつ丁寧に淹れることらしいです。そんなコーヒーを飲んでる人達をサードウエーブ男子と言い「丁寧に暮らしている」のだそうです。
　
　記事は批判的に、『丁寧な暮らし』というのは、あくまで『こんなライフスタイルを送っている自分はかっこいいだろう』と周囲に誇示しているだけだろう、だって、ただ丁寧に暮らしたいだけだったら、ニューバランスもブルーボトルも、必要ないはず。でも、彼らは周囲に自分を良く見せたいからこそ、わかりやすい流行のブランドやお店などのキーワードを持ちだすのだと思いますと書いています。私も同感です。
　
　またワカンネ言葉があったので調べました。ニューバランスって何？。へぇ～スニカーのことなんですね。１万５千円・・・私にとっては高い気がします。で、ブルーボトルって青い薬瓶？なんて連想しましたが、珈琲屋さんか・・・。価格は５００円程度、席料が含まれる喫茶店とほぼ同じですね。近頃は行きませんが・・・。
　
　でね、オイラ下戸だから酒の味は分かりませんが、お茶の味は分かります。緑茶の美味しいもの、たいてはすごく高いのです。お湯の温度のうんちくを語らずとも美味しいです。番茶を煮しめたのも美味しいし、麦茶も暑い夏はバーゲン品でも美味しいです。要するに、懐具合を考えつつ、環境に合わせて飲めば美味しく飲めると思うのです。大昔、凍え死にそうな船の上でご馳走になった、インスタントネスカフェの味は今でも忘れられません。
　
　私が思う丁寧な暮らしとは、無理をせず、無駄にせず、己の感覚を磨き、強要せず、感化されることなく五感を楽しむことです。草むらの一輪の花の名を知り、名の由来を妄想しつつ、安物コーヒー豆の挽き方を少しだけ変え、分量を気にしながら飲む一杯のコーヒーの味を憶えることです。

　今朝淹れたコーヒーは柔らかい味がしました。ちなみにこんなコーヒーです。900gで800円です。これより安いコーヒーは・・・・見たことありません。
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