展示されているものではなくしぜんに生育しているというものでも興味深いものがたくさんあります。園の最奥の片隅に見慣れない花が一株。記憶のどこかにあったようですが、その場では出てきません。帰りの車の中で図鑑で見た記憶がよみがえりシデシャジンという名を思い出しました。この花は1ケ月後、再び信州の飯田地方で見ることになるのですが、実物はこの時が初めてでした。やや花が痛んいることやカメラのピントが合わないなどでまともな写真にならないのですが、見るに堪えない中から我慢できそうなものを載せました。キキョウの仲間は結構花弁は大き目でしっかりしているのですが、このシデシャジンの花弁がなぜ細く切れ込んぢておまけにねじれているのでしょうか?進化の方向が不可解なものが多々ありますが、そのうちの一つのようです。