萩さんの話ネタ2

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火曜日・・・雑記

2018-05-01 01:00:00 | 日記
「セルフネグレクト(自己放任)」
成人した方なら誰もが陥る可能性があるのだとか。
そこで、こんな記事をご紹介します。
 
記事(2018年4月30日 tenki.jp)によると
 
『「ゴミ屋敷」「汚部屋」「もったいないが口癖」「片付けられない症候群」といった言葉を、最近メディアなどでよく見聞きします。でも不思議ですね。どうしてゴミがあんなに溜まってしまうのでしょうか? でも、単にそうした人は「片付けられない」「だらしない」「いい加減」なだけでなく、深刻な心の病に陥っているかもしれません。
 
 あわせて、「ネグレスト(子どもの世話・養育を親が放棄する)」という言葉を最近耳にする機会も多くなりましたが、逆に自らの心・体のケアを放棄してしまう「セルフネグレクト(自己放任)」が問題視されているのです。
  
 ◆「だらしない」とは似て非なる「セルフネグレクト(自己放任)」
 
 アウトドアレジャーに最適な5月に突入しましたが、この時期は大掃除にも最適といわれています。普段はなかなか手が届かないエアコンやクローゼット内、マイカーの車内なども時間をかけて掃除ができますね。
 
 その一方、掃除どころか「入浴が面倒」「着替えが面倒」「ゴミ捨てが面倒」「食器洗いや調理が面倒」という、面倒くさいことやイヤなことを後回しにすることが当たり前になっている人も多いようなのです。
 
 こうした心の有り様は若い人だけでなく、高齢者にも急増していて、「出したら出しっぱなし」「飲んだら飲みっぱなし」「4〜5日入浴しない」「バスタオルを10回以上洗濯せずに使用する」ことが当たり前になり、結果として部屋が汚れるだけでなく、体も心も疲弊状態に……。
 
 ◆高齢者に急増している「セルフネグレクト(自己放任)」
 
 そこで、気づかぬうちに自宅が「汚部屋」にならないよう、または、体も心も疲弊状態に陥らないよう10の質問にトライしてみましょう。「自分は大丈夫」と過信せず◯か☓で答えてください。
 
 【10の質問にトライ!】
 
 チェック1:問題が起きたとき、自分一人で解決しようとする
 チェック2:入浴や着替えに無頓着になっている
 チェック3:新聞や郵便物をポストに取りに行くことが面倒
 チェック4:窓ガラスが汚れていても、半年以上その汚れを放置している
 チェック5:強いストレスで睡眠や食事が疎かになっている
 チェック6:休みの日も家に閉じこもりがち
 チェック7:ゴミ箱にゴミを捨てず、どこにでも捨ててしまう
 チェック8:部屋ではベッドの上(寝床)を中心に行動している
 チェック9:最後に掃除機をかけた日を覚えていない
 チェック10:髪を整えたり、身だしなみを整える気が起きない
 
 上記の質問は、あくまでセルフネグレクト(自己放任)がどうかの目安となりますが、
 ●3つ以上 ◯があった人は、セルフネグレクト予備群かも!
 ●5つ以上 ◯があった人は、すでにセルフネグレクトかも!
 
 ◆実家に帰省したら、ご両親の心の状態を気にかけてあげよう
 
 成人した方なら誰もが陥る可能性をもつ「セルフネグレクト(自己放任)」。
 
 ゴミがたまった不潔な部屋で長期間暮らしていると、自然と「いまの状況を改善しよう」と考えるよりは、「もう、このままでいい、放っておいてほしい」という気持ちになりがちです。もしかしたらこのときすでに、「セルフネグレクト」に陥ってしまっているのかもしれません。
 
 特に、一人暮らしの高齢者の場合、生活能力や意欲が低下することで、今までできていたことがテンポよくできなくなってしまいます。その変化によるイライラから「セルフネグレクト(自己放任)」に陥る方も多く、場合によっては地域や家族から孤立する高齢者も急増しているのです。
 
 今後、さらなる高齢化とともに「セルフネグレクト」に陥る高齢者の増加が懸念されていることから、厚生労働省のHPではセルフネグレクト(自己放任)について、次のように紹介しています。
 
 ※セルフネグレクト(自己放任)とは、在宅で「高齢者が、通常一人の人として生活において当然行うべき行為を行わない、 あるいは行う能力がないことから、自己の心身の安全や健康が脅かされる状態に陥ること(津村智恵子「セルフネグレクト防止活動に求める法的根拠と制度的支援」〈高齢者虐待防止研究、2009〉)とします。これは、認知症などのような疾患か ら適切な判断力が欠けている、または、様々な事情で生活意欲が低下しているために自己放任のような状態になっている場合(無意図的)と、判断力や認知力が低下していないが、本人の自由意志によって自己放任のような状況になっている場合(意図的)を含みます。
 
 ◆セルフネグレクトかどうかを判断できる、顕著な5つの症例
 
 また、厚生労働省のHPではセルフネグレクトの顕著な症例として下記をあげています。
 
 〈セルフネグレクトの顕著な症例〉
 ①:家の前や室内にゴミが散乱した中で住んでいらっしゃる方
 ②:極端に汚れている衣類を着用したり、失禁があっても放置している方
 ③:窓や壁などに穴が開いている、構造が傾いている家に住み続けていらっしゃる方
 ④:認知症であるにも関わらず介護サービスを拒否されている方
 ⑤:重度の怪我を負っているにも関わらず治療を拒否されている方
 
 失恋をした、大切な人を失った……という喪失感をはじめ、強いストレスを感じている、トラブルが連続している……といった精神的ダメージがきっかけで陥ることが多い「セルフネグレクト(自己放任)」。
 
 もし、実家で一人暮らしをしている親御さんが、
 「以前と比べてゴミを捨てることが面倒になってきている」
 「以前より部屋が散らかってきている」
 「外出が億劫になってきている」
 「常に元気がない」……と感じた場合は、「幸福度が低い」「地域や家族から孤立している」「疎外感を感じている」といった心的状態がセルフネグレクトの要因になっているかもしれません。
 
 そんな親御さんに声をかけたとき「自分で何とかするから」「放っておいて」「大丈夫だから」といった返答がかえってきても、看過せずに早め早めの心のケアを行ってあげてくださいね。』
コメント (3)
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