治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

ハンパないほど人生が楽しいっス!!

2018-11-20 09:35:32 | 日記
っていう件名でメールをくれた人がいました。
実はこの人です。
このあと大発展して仕事をするようになるまで元気になったのです。



発売後たった一週間で

メールからちょっと引用させていただきましょう。
個人情報につながりそうなところは落とします。

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 いやー、それにしても、もう人生がハンパないほど楽しくなってきましたね。
 今月は、8日から一人で鹿児島に行って繁華街のビジネスホテルに泊まって、神田橋先生の診察を受けてきまして、 またもや減薬が実現しています(やった―!)
 バイトの方も、研修が終盤に差し掛かってきました。 けっこう肉体労働ないまの仕事だけど、早番(AM9時~PM5時)も遅番(PM5時~AM1時)も、どちらも一日 8時間やれる体力が身体アプローチによってついています。
 職場の人間関係も、最初のうちは怖かったけど、苦手な人、怖い人をイメージして神田橋先生の「指いい子」を毎日徹底して行ってたら だんだん怖くなくなり、今回の鹿児島行きで神田橋先生に教わった「進化の体操」をやり始めたら、もうぜんぜん怖くなくなってしまいました(笑)家族間のトラブルも起きなくなっています。
先月は、いまの仕事で9万円強のお金を稼ぐことができました。 「今年の4月まで働いたことなかったオレが、その年のうちに10万近く稼げるようになってるよ。すごくね!?」と感じました。  大好きなおしゃれの方も充実してきて、鹿児島でも服を買ってきました。 身体アプローチのおかげで働いてお金を稼げるようになり、それで好きなものを買って、おしゃれして、いろんな本を買って読んで、自分に自信がついて、 自己イメージが上がって、それでまたいろんなことにチャレンジできて、という好循環の流れが生まれています。
 減薬も進んで、いま、ハンパないほど人生が楽しいし、未来が明るく感じられます。 「なんだってやれるよ。苦しむことがあっても、必ずどうにか、なんとかなって、前へ前へ進んでいけるものなんだよ」という真実に気づきました。
 みるさんもバイトを始めたようですね。頑張ってほしいです!

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いい話だ。
それまで精神病院入退院を繰り返していた人が『発達障害、治るが勝ち!』を読んだことをきっかけにメールくれて、減薬相談されて、それは鹿児島に行く以上にいい方法を私は知らないとお返事して、そこからするする始まって今年の四月に初めて働いた人が結構な肉体労働で十万円近く稼いだ。それでお洋服を買うことを楽しんでいる。

最後にみるさんにエールを送っていますが、最近私気がついたんです。
発達障害の人って、生活習慣だとか二次障害だとか三次障害だとかで体力をなくしていること多いけど、おそらく定型発達の人と同じように高体力の人って中にはいて、そういう人は健康になってくると実は体力あったんだって気づく、みたいなことがあるような気がします。もちろん定型の人と同じようにどっちかというと体力ない人もいるとは思いますが、治るとどっちかはっきりしてくる感じ。
みるさんにせよこの方にせよ、治ってわかったのは割と体力ある人だということですね。
だから頑張り効きますよね。

それにしても「人生がハンパなく楽しい」って感じられるのは本当にいいこと。
これをもたらしたのが身体アプローチ、言葉以前のアプローチです。
エビデンスガーといんちき扱いしていた人たちは、息してるかな。
してるんならJDDの全国大会行ってあげなよ。まだ15名だから。
よく見たら国会議員とかも呼んでいるのよ。観客15人だったら「これは票にならないな」って思われるだけですよ。
ギョーカイ人はどうせ治せないんだからオルグぐらい頑張れ!

GOGOGO! ギョーカイ、ファイトー!


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