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治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

本物の、正しい栄養療法

2023-04-28 09:48:19 | 日記
昨日(2023年4月27日)午前中、私は家に縛り付けられていました。
夫のとっているふるさと納税定期便がいっきょに届く日で
・卵50個
・豚肉3キロ
・しめさば10枚
・ホタテ500グラム

が午前便で届くはず。まず収納場所を確保するだけでも結構大変です。

そしてクロネコさんを待ちながら、松島さんのところから買った配信、薬物についての講演をきいていました。

前日、栄養療法について混乱しているなあ、という話がありました。
てらっこ塾の大久保さんが栄養療法について言及された動画を上げられ、なおちゅん先生がそれにカウンターで動画を出され。

栄養療法(とくに流行った藤川理論)がある種の人々を大いに助けてきたことはたしかで、私自身ライトなユーザーだった時期もありますし、今でも参考にしています。
小さいころから小食偏食だった知人がメンタルを病んで入院して退院してきたあとは、藤川先生の本を贈ったりしました。質的栄養不足だったのが明らかだったからです。
花風社読者の皆様も、藤川理論に助けられてきた方は多いでしょう。
一方で「今一つ成果が出なかった」方や、「むしろ健康を損ねた」方もいましたね。
yasuさんは「鉄タンパクをまず満たす、ということを藤川先生が再三強調しているにもかかわらずサプリから入る人が多い」と指摘されていて、それもなぜなのかちょっと不思議ですね。

薬物の動画でも、一つのエピソードが紹介されていました。
ADHD様の症状を示した方に、精神科ではなく内科でミネラル検査を勧めたところ、ミネラル補充で症状が全部消えたということ。ADHD診断がついたら麻薬同様の薬を投薬されますから、栄養方面で補充をして助かったわけです。

だから栄養療法があると知っておくことは大事です。
そういうオプションを知っておくことが大事です。

やがて(っていっても午前便ぎりぎりの時間帯に)荷物がつき、私は開封と収納に追われました。

さて、午後、
数々の失敗例がぐちゃぐちゃになってから相談を持ち込まれる大久保さんがこんなツイートをしていました。



これだけだとわからないので、私はもっと詳しく教えてくださいといったら、すでに私へのメールを書いています、ということでした。

その他にもいろいろなことがツイッターで話題になっていましたが
5月8日にCOVID19の5類移行が正式に決まり、結局ほとんどの病院が拒まないこと(一部の医クラが騒ぎ立て一般人を脅していたのと逆)、そして「GWだから」という理由で日本国が入国者に課している水際作戦が4月29日から解除されることを知りました。
入国者がこむから、という実にいい加減な理由。いかに「やってます感」を出すだけの政策だったかよくわかります。
諸外国はとっくに解除していますので、これからまた世界最強の日本のパスポートでどこに行くのも自由になりました(円は弱くなりましたが)。

私は基本、正直、打った人を「アホみたい」と思っていますが
中でも「出入国できなくなるかもしれない」という脅しに負けて打った人をアホだと思っていると率直に告白させていただきます。
原口一博議員のように業務上やむをえなくならともかく、とくに業務上の必要がなかった人が、一時の脅しの風潮を真に受けて海外旅行のために打ったのはバカ。なぜならそんなもの抜け道が設定されるに決まっているし(実際にPCR検査陰性で入れた)一生入国制限を続けられるわけがないからです。なのになぜか注射を打たせたいがために煽った政府とマスコミと医療に騙された人は多かった。それを真に受けなかった人は異物を入れることなくコロナ禍を乗り切りました。

そんなツイッターを後にして、私はライドにでかけました。
いい季節のいいお天気の日。
走ってベンチで休んでいるときに、大久保さんからメールが入ったのに気づきました。
これは帰って返事をしよう、と思いました。

帰ってくると、医クラの言い訳連ツイが炎上していました。


コロナ禍を機に、世間が医療を強く憎むようになったことを医療側も気づいている。これからフルボッコが始まるだろうけど、それは自分たちが正しいことをやった以上しかたのないこと、みたいに自分で自分に酔っている医者に対し人々が「おまえら一個も正しい事やってないじゃん」と突っ込んでいるの巻、でした。

そして私はどっとこむに行ってみていぬこさんの書き込みに気づきました。
大久保さん動画に賛同します、という書き込み。
いぬこさんとは個人的にもおつきあいさせていただいており、生い立ちの事など折に触れ伺っていましたが、「そうかそうだったのか」という感動的な歴史がそこにはありました。
これはぜひ皆さん、全文読んでください。



『発達障害、治った自慢大会!』の中でお嬢さんが自分の感覚を羅針盤にして上手に生きている姿を見せていただきましたが
それは三世代に渡って基礎を築いてきたんだ、ということがわかりました。
そしてお嬢さんはいぬこさんのおばあさんから数えて四世代目です。
大久保さんがよくおっしゃる「受け継がれていく」ということはこういうことでしょう。

いぬこさんの文章を引用させていただきます。

=====いぬこさん引用

大久保さんが動画で菌の継承について語られて
いたので、そこに非常に共感しました。
除菌を必死にしながらインスタントラーメンを食べ、ナントカ菌のドリンクは飲む。みたいな同僚やお客様を見ると謎でした。
菌と共存することでより「丈夫」で「健康的」
な身体に育つこと、また自身の食体験から娘に栄養だけは粗末にしないと決めてました。

=====


=====いぬこさん引用

娘が誕生し、母乳から離乳食に入るとき、私の「手」で作るもので、娘は新しい菌に出会っていくんだ。丈夫な菌が運ばれるようと願いながら、食べさせ始めたことを思い出します。
順調に進み、中期辺りで、塩味の加減を知るため、一度ベビーフードを買ってみました。

一口入れた瞬間、塩味どころか、味の向こう側にある人工的な何かに驚愕し、喉を通りません。赤ちゃんの娘は美味しく食べるのだろうか
と与えてみると、完全拒否でした。

=====


=====いぬこさん引用

まず、食事からの愛着関係を築くこと。
が、まずの栄養療法のステップだと思うのです。

そして、今の栄養療法について思うことですが、藤川理論は勉強になりました。
高タンパクと鉄が大事だということは、かなりの人に広まったと職場(登録販売者)でも感じました。ある時期からプロテインと鉄についての
質問と購入量が一気に増えたのです。

私もプロテインと鉄、ひととおりのサプリを
揃えました。食卓には卵、肉の量が増え、調理もより楽しく豊かになりました。
けれど。
うちのこの手作り栄養たっぷりごはん、、
これでも鉄タンパク質不足なんだろうか?
と思うようになってきたのです。

=====


=====いぬこさん引用

「すべての不調は自分で治せる」の冒頭
今の常識に則ったバランスの良い食事を続けていたら、みな栄養失調になる
との文章に、…それってどんな食事?と。
生まれつきってどこから?みたいなモヤモヤした疑問。

=====

これだ! と思いました。
あまりに外れているので忘れていたのですが、そういえば「普通の食事では質的栄養不足になる」とはどのご本にも書いてあった気がします。

大久保さんは「いい加減5年ほど経ったのだから検証したらどうだ」と動画の中でおっしゃっていましたが
私はもう栄養療法に興味がなさすぎて忘れていましたが
今はっきり言えるのは
普通の食事で栄養を満たすことができているご家庭が多い、ということです。
お料理上手ないぬこさん(FBで拝見しています)のおうちは言うに及ばず。

最初は栄養不足もあるだろうし、現代の便利な食生活を送っていたら圧倒的に糖質過多になるだろうし、母体から引き継いでしまった栄養不足もあるだろう。
それは病気というかたちではなくても、疲れやすさとか、気分の不調とか、乱高下とか、そういうかたちで親にも表れ、そしてそれが子どもに受け継がれてしまって発達障害というかたちで出ることがある。
だからそれを満たしましょう、という栄養療法で、治った人がたくさんいた。

でも大久保さんのところに持ち込まれるケースは悲惨です。
結局、マスク同様、健康な人はやめどきがわかるのです。それがわからないと過剰になるし追い詰められてしまう。
私は「追い詰められるなんてバカだなあ」と思っていたのですが
そういえばどの本にも「普通の家庭の料理では栄養失調」と書いてあった(←忘れてた)。
あれを読むと(真に受けると)一生iHerbでぽちぽちしなきゃいけないみたいな気分になってしまう人もいるかも。
コロナ同様、医療側の煽りなんだけど。
何しろ今も(理由は本当に不明なのだけれど)顔布つけている人も多いんだし。相当のポピュレーションが脅しに弱いジャパン、なのだろう。

そして「打たないと海外旅行に行けない!」と思い込んで打ってしまった人も多かったのも同じ現象。
それを「GWだから」みたいな理由であっさり解除するのです。
結局根拠レスじゃん。
煽りを真に受けていた人がバカみたいです。

医療は脅すのです。
そして栄養療法もしょせん医療だった。
「普通の家庭料理では栄養失調」は「42万人死ぬ」とか「二週間後の東京は」みたいな大嘘でした。
それを私たちは自信を持って言えます。
「ワクチン打たなくても、マスクしなくてもコロナになんないよ」と同じくらい自信を持って言えます。
なぜならどっちも自分たちで体験したことだから。

いったん満たされたあとは、多くの人が栄養療法に飽きて「なんとなく、タンパク質多めを心掛け、インスタント食品とかなるべく使わない現代の食事」に戻っても調子を崩さないからです。
時々不調を感じたときだけ、サプリに手を出す感じ。

それは花風社クラスタ、証明していると思います。
むしろ、栄養に大事なのは
親子間の継承だったり、愛情だったり
家族の喜ぶ顔が見たくて料理する事だったり
そういうことこそ、本物の、正しい栄養療法です。

昨日「これからはフルボッコを甘んじて受け入れないと」みたいな医クラが出現したのは、そして炎上したのは
この三年間、医療側が言ったことが何一つ当たっていなかったからです。
それなのに脅しに脅したからです。

それに比べ、藤川理論は当たっていたことも多く、多くの人を助けました。
でももし、「普通の家庭料理では栄養失調だ」を真に受けてやめどきがわからない人がいるのなら
それは「42万人死ぬ」と同様の脅しなんだと教えてあげたいです。
ある意味親心を軽視するギョーカイと同じように親心軽視だし
そんなの嘘だって花風社クラスタが証明しているよ、と言ってあげたいです。
栄養の基本は手作り料理だと。

ただし急性期にはサプリも効くかも。
だったらその急性期を定義したほうがいいですね。


大久保さんは「浅見さんには包み隠さずお話する」とメールをくださいましたが
それは皆さんに包み隠さずお話した方がいいような内容だと言っておきましたので
そのうち動画なりブログなりになるかもしれません。

さて

コロナと発達障害が絡んで濃い情報の飛び交った一日の終わり。
今度はナスが届きました(笑)。
GW中、うちは食材に困りません(笑)。

GWは2450万人の人が旅行に出かけるそうです。
我慢していたおでコロの皆さんもやっと解禁なのでしょうが
最初の緊急事態宣言のさなかから温泉とか行ってたうちの夫婦はステイホームです(笑)。
でも食材がいっぱいあるので、おうちでたくさんごはんを作ります。

母農園(プランター)でレタスを育てています。
それでサラダ。藤川先生はサラダdisもなさいますが、私は当初よりそれは受け入れていませんでした。なぜなら咀嚼は大事だから。
だからうちは必ず生野菜は出します。

豚肉は先日来たアスパラに巻いてもいいし、春キャベツと炒めてもいいし、ナスと合わせて中華風に仕立ててもいい。
色々考えるとわくわくしますね。
二人そろった夕食はかならず肉と魚、両方出すことにしているので、しめさばは便利です。切るだけで済みます。
私はシンプルな味付けが好きで、それでサプリだのプロテインだのの人工的な味にうんざりしたところもあります。いぬこさんのお嬢さんと同じ。
このシンプルな味付けを好むことでよけいな添加物をとらず、結果的には病気をしないでこの年までやってきて、そしてそれは母の味で育ったからだと思います。

世代間継承。
手作り。
愛着交換の場。

これこそが、本物の、正しい栄養療法ではないでしょうか。

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