治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

マー君の連投と療育観

2013-11-04 12:14:00 | 日記
先日大阪の酒席でなんとなく「今年は大阪の人たちも楽天応援なんでしょ?」みたいなことをきいたら
おおむねそういう感じでしたけど
よほどの巨人ファン以外じゃないと、今年は楽天だったんでしょうね。

私もそうです。
理由はいくつもある。
東北の復興を願って。
マー君の面魂が高校のときから好きだったから(ハンカチはキライ。なよなよしてるから)。
そしてMVPに輝いた美馬投手と稀勢の里が中学時代からお友だちだったというエピソード。

マー君の連投に関しては、いろいろご意見あると思いますけど
私としては
松坂投手に練習を制限したり、浅田真央選手に練習を制限したりして不調を招いた白人系コーチっていたなあと思い出しました。
リゾート地で素人がエクササイズしているだけのジム見ていても、明らかに人種によって耐久力って違うので
白人理論をアジア人に当てはめるのってどうだろうね。
イチロー選手は試合前の準備運動2時間してるんでしょ。怪我しないよね。

もちろん同一人種内だって個人差あるわけだしさ。

まあプロである星野監督の采配や明らかに凡人とは肉体の違うマー君の決断に素人が文句つけるっていうのはお約束の図式だが
自分がテンポラリーに生息しているギョーカイの中で(化外だけど)
少なくとも「連投無謀」みたいなことをしたり顔で言う支援者は療育家として信頼できないなあと思っていたら
ちゃんと普段から私が信頼していない方々がそういうつぶやきをされていましたね。
見事なもんだ。

自分を相対化できない人
圧倒的にかけ離れた身体能力や精神力の持ち主にとってどういう決断が後腐れを残さないかを想像できない人
私が自閉っ子の親だったら、こういう療育家に子どもを託すのは、やだね。

だって全然わかってないもん。

「みんな違って、みんないい」と。

何はともあれ
東北の皆様、おめでとうございます!