治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

吉川徹と橋下徹氏の違い

2012-10-23 16:50:15 | 日記
最近世間を騒がせている連続殺人事件の犯人が在日だとかなんだとか騒いでいた人たちがいた。

残酷な犯罪者を勝手に在日扱いするネトウヨ。
アスペルガーの人が犯罪を犯すとトーシツだとか言い出すギョーカイ。
ノーベル賞受賞者を勝手に発達障害認定するギョーカイ。
日本人のノーベル賞受賞者を在日認定する半島の人たち。

みんなみごとにご都合主義である。

だいたいね、ネオナチを見てればわかるけど
外国籍の人間を排斥するのはどこの国でも底辺の人間が(はい、ここ差別表現と取る人いるでしょうね。自覚ありますよ)やることです。

実際犯罪者在日のソースをぐぐってみると、下劣なURLしか出てこない。
どうして日本ではいい大人が在日たたきするんでしょ。
これはまあ、自虐教育のひとつの反動でしょうね。

やだやだ。

ソースのたしかさくらいたしかめようよみんな。

でもまあねえ
いい大人どころか、「ペアレントメンター」とか言って本も書いている医師が
2ちゃんを含む下劣なURLを必死に拡散してたからねえ。

そうです。吉川徹のこと(名大病院・当時・今は異動)。

儲かってほしくない花風社を貶めるのに必死でしたね。
そしてインチキブログを必死に拡散したりしてた。
インチキブログやってた人一人、有罪になりましたよ、知ってるだろうけど。
吉川センセイは拡散して、法的処罰の対象になる当事者保護者増やしたいのかな?






さて
橋下市長から先ほど訂正・お詫びのついーとが流れてきました。
週刊朝日がご母堂に掲載誌を送り、合わせて感想を聞いてきたと申し入れてきたと聞いて

「鬼畜だ」

と私は思ったし、氏もそう断じられていたのですが
事実誤認があったそうです。

週刊朝日はお身内が買ってこられたもので
週刊朝日からの連絡(取材依頼みたいなの)は事前にあったそうです。

事実誤認の訂正とお詫び。

私もこの情報を拡散したので、事実訂正はしておきます。

ただそれでもなお、私個人は
「鬼畜だ」という感想は残ってますけどね。じゅうぶん鬼畜。

それでも潔く非を認める橋下氏はさすがだと思います。

吉川徹は、不確かなソースのデマをばらまいたこと
まだ謝罪しませんしね。
それは他のギョーカイ人も同じ。

デマを拡散しておいて謝罪もできない、人にものを頼むのに手紙の一枚もつけてこられない
このような方々が、支援者として君臨しておられるのがこのギョーカイです。
そして「ペアレントメンターが大事」とか「君にはこの仕事は向かない」とか言ってるわけですから
みんな話半分に聞いておこうよ。
支援者が言ってるより、自閉っ子の未来は明るいよきっと。

先ほど読者の方から注文と一緒に送られてきたメール。


自分が自閉とわかってから、発達障害の情報を集めはじめた。
落ち込んだ。
天才ではない普通の発達障害者の「就労」「社会適応」に関してはネガティブな記述が多かったから。
そんな中で、「僕は、社会(みんな)の中で生きる」というタイトルは、まさに光り輝いてみえた。
「それから花風社さんの本を読ませていただいてます。」


ありがとうございます!



外の世界の人にわかりやすい説明

2012-10-23 10:30:00 | 日記
10月13日に行った広島の講演会。
お勉強会で出会った彼にも言い忘れたメッセージが届いたようだし
めでたしめでたし。

遠くから応援したいです。
そして、うちの本をいっぱい読んでもらって
「発達するんだ。社会適応できるんだ」って自信をつけてもらいたいですね。

昨日はいっぱいレジュメを書いていました。
今季のテーマは「自閉っ子、努力もできるし社会のルールも守れる人たち」ですが
行き先の客層によって微妙に変えています。

26日はクローズドな会ですけど、某小学校にお邪魔するので
小学校向けにレジュメ作りました。

さて、広島の講演会に話を戻します。

当日、自閉症の関係者でない方もご来場いただいたのですが
初めて自閉症関係の講演会を聴いた感想を
ブログに書いてくださいました。

自閉症の話を聞いて、どこが新鮮だったのかのいい例なので
リンクしておきます。

いきなり「三つ組み」はわかりにくいけど

こういうアングルから入ってもらうと

「ああ、こういうものなんだな」と思ってもらえそうです。
自閉症にとくに関心がない人たちにもね。