【ぼくらの国会・第493回】ニュースの尻尾「総理が狙われてもいいのか」
岸田首相のウクライナ訪問の速報が流れたのは21日正午。
丁度その時、WBCの準決勝でサヨナラのチャンスだったようです。
今問題になっているのは電撃訪問と言っても事前に列車に乗り込む様子を報道した事です。
どの国も首脳が訪問した後に報道しているのに、日本は訪問途中の報道でした。
おまけに「うまか棒」の段ボール箱だったのでお土産はうまか棒なのか。との話も。
いやあ、ここまでくるとほのぼのしていると言うか、平和ボケというか。。。。
ただ同じ頃に政府もウクライナ訪問するとの発表もありました。
「訪問した」ではなく「訪問する」です。
政府も訪問前に発表したのです。
時系列で、どっちが早いのか考えましたが、恐らく報道されたから仕方なく発表したのでしょう。
今年初め、岸田さんがフランス等ヨーロッパを訪問しましたが、その時にウクライナに行くのではと言われていましたし、
高橋洋一さんはあの時行けばよかったのに、とも言っていました。
記者ならインド訪問後に行くのが最後のチャンスで、行かなければG7前に行く機会はないと思う筈。
そして岸田さんは何としてもウクライナに行きたい。
何せ、G7の中で言っていないのは岸田さんだけですから。
誘拐事件など人質事件の際には被害者の安全を考えて報道規制が敷かれます。
同じように岸田さんのウクライナ訪問でも報道機関で申し合わせできなかったのかと。
その後、ウクライナ側が安全を守ってくれたとか、ロシアには事前に言っていたとか、勿論アメリカにも。
それならさほど心配するほどでもなかったのかと、思っていました。
しかし青山さんの話を聞いて、テロリストの存在を考えていませんでした。
それは政府関係者もマスコミも。
というかテロリストだって、本当に狙うならずっと駅で張り込んでいたでしょう。
ですから政府関係者は金網越しに岸田さんがテロリストに狙われないかも考えておくべきでした。
結果論として安全に帰国出来たのですから良かったのですが。
安倍元総理の暗殺事件が日本国内で起こったのに、戦場に行く岸田さんの安全確保が徹底していなかったのですから、
まだまだ日本は平和ボケなのでしょうか。