コメの複雑な流通「価格高騰の要因」 ドンキ社長名義で小泉大臣に意見書
(前略)
ドン・キホーテの運営会社は社長名義で小泉大臣に意見書を提出。問題を指摘しています。
JAが生産者から集めたコメは、昔からの取引先である一次問屋にしか流れにくく、新規参入が困難。そこから二次、三次と多重構造になっていて、五次問屋まで存在する。
中間コストやマージンが積み重なり、小売店の仕入れ価格は上昇。価格高騰の一因になっている。
二次問屋以降は“自由参入”が可能。一部には、価格が上がるのを見越して“買いだめ”や“転売”を狙う業者も。
ブローカーが供給を止め、価格を操作する動きが起きているといいます。
■ドンキ社長名義で小泉大臣に意見書
PPIH(ドン・キホーテ運営会社) 吉田直樹社長
「あの意見書自体は粗いものだと理解していますが、そういった問題提起をすることがまず第一に必要」
運営会社はこうした問題に対する解決策も打ち出しています。
JAと小売業者が直接、卸価格を交渉し、卸業者に仕入れを依頼することで中間マージンを省き、仕入れコストの削減につながると提案。
また、投機目的の業者を排除するために、コメの保管設備や販売量の証明などの届け出や、業者の許認可制導入などの仕組みづくりが必要だとしています。
以下は小泉農相宛の意見書全文⇩
ドン・キホーテ、コメ流通「利益目的だけの参入防げ」 小泉進次郎農相宛て意見書全文 - 日本経済新聞
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そもそも急にお米の値段が1年で2倍、3倍になる筈がありません。
あってもその要因を誰も言ってくれません。
言っていても、推察です。いわば多分こうだろう、の域を出ていません。
それでもドンキの社長の意見は貴重です。
そういうことか・・・・と思ったり。
それなら誰が悪者なのか? 誰が人の不幸を利用して儲けようとしているのか、
そう思うと政府の無策に憤りさえ沸き上がります。
減反政策は勿論、コメが店から消えた時点で何らかの策を講じるべきだったのです。
素人には詳しい内情とかはわかりません。
それを知りえるのが農水省であり、その報告を受けるのが総理大臣です。
なぜもっと早く対策を打たなかったのか。
そりゃあ、自分の家の食品庫には売るほどお米がある様な方にはこの危機的状況は理解できないのでしょう。
勿論、小泉さんのお宅にも定期的にお米が届くでしょうが、
それでもいわゆる「小泉米」は歓迎します。
今までのお米が高過ぎて、買い控えをしていた家庭もあったのです。
そんな庶民の生活を理解しての小泉米だったと思います。
「江藤米」の時に袋がない、輸送に時間がかかる、と言っていましたが、
そんな事ないじゃないですか。
今まで使っていたお米の袋を流用したり、無地の袋にシールを貼るだけの店もあります。
そもそも新米が不足していたのですから、輸送するお米が無かったはず。
新米と備蓄米が入れ替わっただけで、輸送できない筈はありません。
更に言えば、江藤米の時は備蓄米の表示はしないと言っていましたが、
その時点で誤魔化しをするつもりだったのかと思ってします。
今回は備蓄米のシールも貼られていますから新米との区別が付きます。
ただ、映像を見る限り何年産のお米なのか、分かりません。
やはり江藤米との区別の為にも、表示していないのなら今後表示して欲しいです。
新米か、古米か、古々米か、古古々米かを区別するのは値段だけでは困ります。
古古々米なのに古米の値段を付けられたら困りますから。
巷では小泉大臣の決断を選挙対策やら郵政民営化と同じ事をするつもりだとの声も上がっています。
でも選挙対策でもいいじゃないですか。
選挙対策と言うならそれこそ「家畜のエサ」発言した議員の政党に意思表示をしたらいいのです。
また来月衆参同日選挙があれば、江藤前大臣の選挙区 宮崎の有権者の判断に期待します。
ところで昨日は東京近辺の販売で、関西はいつになるのかと思っていたところ、
今日は大阪でも販売しているようです。
【速報】大阪市内のスーパーで備蓄米の販売始まる 5キロ2138円(税込)で4800袋を販売予定
今後、地方での販売も期待したいですが、やはりイオンですか・・・・
今回は様々な事情で備蓄米の放出を大手に決めたようですが、
体力のない中小スーパーにも行き渡る事は出来なかったのか、と。
また、コンビニの参入も基準に合わないと契約しませんでした。
少量を買って美味しければ5キロを買いたいと思っていた人もいたでしょう。
私もですが・・・
古々米の味はまあまあの評価のようですが、古古々米となれば・・・・。
う~ん・・・・。安いとはいえ迷いますね。
今回の騒ぎで政府は検証し公表してもらいたいです。
なぜ突然お米が街から消え、新米が入れば2倍3倍の値段になったのか、
消えたお米はどこに行ったのか。
買い占めはあったのか。
巷で噂されている中国企業へ売っている事実はあるのか。
更にこの米不足の折、海外へ食糧支援として拠出する必要があったのか。
もっと言えば、そこまで国民の食糧を軽視するのかと。
間に業者が多く入れば中抜きもあり、それなりの手数料等経費が掛かり、
更に値上がりに歯止めが掛からなくなります。
この点にも小泉大臣は真摯に、そして国民が納得する回答をしてもらいたいです。
大袈裟かもわかりませんが、今後の農政、コメ作りの転換期にしてもらいたいです。
なぜアメリカでは安い農産物が収穫できるのかを考えると機械化と大規模化です。
政府は今後、農家への補償は勿論、法人化も考える好機として捉えてもらいたいと思います。
「雨降って地固まる」にしてもらいたいです。
こちらにも投稿しています。微妙に内容が違いますが・・・。
https://blue-obasan.hatenablog.com/
やっぱり慣れ親しんだgooブログの方が、書き易いですし確認しやすいです。
今更言ってもなんですが・・・