兵庫県議の情報漏洩問題 維新が調査委員会を設置 「組織のガバナンス揺るがした」
斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書を巡り、日本維新の会に所属していた複数の県議が、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏に真偽不明の文書や音声データを漏らすなどした問題で、維新は27日、問題の経緯などを調べる調査委員会を設置した。県組織「兵庫維新の会」や維新県議団のガバナンスの問題点などを調査するとし、5月中をめどに報告書をまとめる予定。
問題を巡っては、文書問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の副委員長だった岸口実県議が、告発者の私的情報などが記載された文書を立花氏に渡す場に同席したほか、委員だった増山誠県議が非公開で開かれた百条委の音声データを立花氏に漏洩(ろうえい)。白井孝明県議が立花氏と連絡を取るなどした。
兵庫維新は岸口氏を除名、増山氏と白井氏を離党勧告の処分とし、3人は新会派「躍動の会」を立ち上げた。
調査委員会は、維新の改革実行本部長の東徹衆院議員が委員長を務め、副委員長の金城克典大阪府議や聞き取り調査などを担当する弁護士3人、事務スタッフ1人の計6人で構成。処分した3人や兵庫維新と県議団幹部らへの聞き取りを行う予定で、問題の経緯や原因などを調査する。
同日、県庁で会見した東氏は県議3人の行為について「組織のガバナンスを大いに揺るがし、世間の信頼も失墜した」と指摘。「重大な問題と認識している。再発防止に向けて改善策を導き出したい」と述べた。
斎藤兵庫県知事の告発者探索も問題ですが、維新の会の2名の県議も大いに問題です。
特に増山県議は非公開の100条委員会の音声データを立花孝志氏に渡し、
それを受け取った立花氏は告発者を貶める事に利用したのです。
その結果斎藤知事が選挙で有利になったのは否めません。
告発者の公用PC内の私的情報を暴露しようとしたのを制止した奥谷委員長。
それは選挙に影響を及ぼさない為、非公開にする事は100条委員会で決め、
増山氏も非公開に賛成したのに立花氏に音声データを渡す悪質さ。
その目的は斎藤氏が選挙で有利にする為。
つまり不倫するような人物の告発文書は信用できないとのレッテル貼り。
また片山元副知事の発言を遮ったのは告発者が生前弁護士を通じてこの問題には触れないで欲しい
との要請があったから。
そもそも告発文書が嘘八百かどうかと、告発者の私的情報は関係ありません。
にもかかわらず部外者である立花氏に漏洩した罪は重いです。
それこそ公務員失格です。
斎藤知事支持者たちは増山県議を英雄視し、
本人もその気になって3人揃って会派を創設するのですから、驚きます。
厚顔無恥とはこういう事でしょう。
岸口県議は100条委員会の副委員長でありながら「竹内県議は黒幕だ」とのメモを立花氏に渡した場に同席したと言っています。
このメモを根拠に立花氏が聴衆を煽る演説をし、賛同した人たちが竹内氏を攻撃したのです。
無言電話に嫌がらせの電話。更にはなりすましで商品を注文する悪質さです。
白井氏は立花氏に相手にされなかったようですが、それでも立花氏に接触した小物振り。
この維新の会3議員は除名や離党勧告では済まされません。
いいえ済ましたらいけないのです。
政党としては議員辞職勧告を出すぐらいの強い姿勢で臨むべきで、
それだけ、3人のした事は罪深く、除名程度の処分では情報漏洩を軽く見ている証拠とも言えます。
音声データの漏洩や真偽不明のメモを渡すなど言語道断。
告発者の私的な事は情報を知ってどうだと言うのでしょう。
だたの興味本位であり、告発文書とは関係ありません。
にも拘らず、増山氏や岸口氏を英雄視する人たち。
兵庫県民の倫理観はどうなっているのかと、嘆かわしいです。
デマも含め大々的に拡散させ誹謗中傷した立花氏の罪も重いです。
知事選を巡る立花氏の行いにペナルティを与えられないのが歯痒いです。
2馬力選挙に政見放送、選挙公報、選挙掲示板ポスター、そして街頭演説。
これこそ誹謗中傷に嘘八百です。
維新の会の3議員にNHK党の立花氏。
そして付け加えたいのは牛タンクラブの面々たち。
特に知事の指示とは言え、告発者の公用PC内のデータを調べ上げた片山元風知事、
そしてそのデータを片山氏を通じて手に入れ、拡散させた井ノ本氏らの罪も重いです。
開き直ったのか、やけくそなのか片山氏も第三者委員会に難癖を付ける始末。
自分のした事は正義だと思っているのでしょう。
告発者への事情聴取で告発者の私的情報を拡散させた大元は片山氏。
それを仲間たちに漏洩し選挙に利用した井ノ本氏や県議の罪は重いです。
井ノ本氏こそ公務員失格です。
ですから元西播磨県民局長と同様、彼ら県職員に懲戒処分を与えたのか知りたいところです。
今回の騒動を大きくした告発者捜しに告発者潰しをした斎藤知事。
そしてそれを更に大きくした片山副知事ら牛タンクラブの面々。
それに部外者でありながら、知事選で大きな役目を果たした立花氏。
この人達を許せません。
初動の誤りで犠牲者を出したと自覚していない斎藤知事の冷酷さ。
勿論、直接ではないとしても間接的に犠牲者を出した事をどう思っているのでしょう。
知事を含め、側近たちが県政を混乱させた事は罪深いです。
また維新の会の議員は情報漏洩をもっと深刻に考えるべきです。
余りにも罪の意識が薄すぎます。
というよりも自分たちのした事は正しい、褒めてもらえる事だ、と勘違いしています。
この3人は離党したとはいえ倫理観の欠如した議員を当選させた維新の会には責任があります。
ですから是非、この3議員に厳しい態度で臨むことを期待します。
※本題とは関係ありまりませんが。。。。
調査委員長である東徹衆院議員の襟にはブルーリボンバッジがあります。
奥谷100条委員長も常にブルーリボンバッジを着けていました。
しかし斎藤知事は殆ど着ける事はありません。
少なくとも百条委員会ではブルーリボンバッジを着けていませんでした。
兵庫県にも拉致被害者がいます。
そして子供には罪がないと朝鮮学校への補助金をやめません。
そんなところが斎藤知事を信用できないと言うか、支持できない理由のひとつでもあります。