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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

「政治に左右されない観光資源生かす」パンダ・ロスに臨む和歌山県白浜町の大江町長

2025-05-10 14:42:01 | 期待したい

「政治に左右されない観光資源生かす」パンダ・ロスに臨む和歌山県白浜町の大江町長(上)

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で飼育されるジャイアントパンダ全4頭の6月末の中国返還が発表された。国内のパンダは来年2月に返還期限を迎える東京・上野動物園の2頭のみとなる。「パンダ・ロス」に動揺する動きがみられる一方、希少動物のパンダの貸与を巡っては、中国政府が外交カードとして活用してきた側面がある。昨年5月に白浜町長に就任した元参院議員の大江康弘氏は産経新聞のインタビューに応じ、政治的駆け引きに利用されかねないとしてパンダ頼みの観光戦略から脱却を図る考えを示した。

観光スポットがある。一方、街並みは非日常感やワクワク感が不十分。8月1日に『ポストパンダ1号』として白良浜を模様替えする。どの政治勢力にも左右されない安定した形で誘客できる観光資源を生かしたい」

白浜のパンダはAWと中国との直接の契約になっている。AWも中国が相手だから『腫れ物に触る』ように、契約交渉は9割以上が水面下の話だったのだろう。中国への向き合い方としてそうなるのも理解できる」

「頼みは台湾」和歌山県白浜町長は日中議連訪中団に「パンダの契約延長」懇願せず(下)

──森山氏の訪中直前に4頭返還が発表された

「われわれの慌てぶりを予想した上でのことだと思う。中国側とすれば自分たちで(政治的駆け引きの)ボールを持っておこうとしたのだろう。確かに4頭返還の衝撃は大きい。大型連休前後は駆け込みでパンダを多くの人が見に来た」

──大江氏が町長就任前の令和3年1月、町はパンダ繁殖研究基地のある中国四川省成都市成華区と姉妹都市提携を目指して覚書を交わした

「今年4月に成華区から共産党の方が来て、姉妹都市を目指していこうと言われたが『なかなか難しい問題がある』と答えておいた。姉妹都市までのめり込む考えはない

──5月16日には南紀白浜空港と台湾を結ぶチャーター便が飛ぶ。日本航空として初めてとなる

「頼みは台湾だと思っている。台湾は自由、民主、人権と日本と同じ国家の基本を持つ。そうした価値観を持っている国(地域)と向き合っていきたい」

──具体的には

「訪台して5月22日に蕭美琴(しょう・びきん)副総統と面会する。国会議員時代からの知り合いで、白浜の事情を説明して『力を貸してほしい』としっかりお願いしようと思っている」

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白浜のパンダ返還が決まり、5月の連休のアドベンチャーワールドは大盛況だった様です。

もしかして開業以来の賑わいだったかもです。

しかしパンダがいなくなったら閑古鳥?

そうならない為に、次の手を打つべきだと拙ブログで述べていましたが・・・⇩

パンダ返還前で大盛況のアドベンチャーワールド 次の観光目玉はあるの? - 気になる事  blueのためいき

杞憂だったようです。

大江白浜町長は次の策を考えているとの事です。

それがパンダ以上のものになるのは難しいでしょうが、それでも中国に頼らない事は称賛に値します。

森山氏らの訪中団が「パンダを貸して欲しい」と懇願した事は愚の骨頂。

是非白浜には成功してもらいたいです。

パンダ返還の報道の時から台湾へのチャーター便の計画への嫌がらせではとの声もありましたが、

白浜は着々と脱中国、脱パンダの計画を進めていたのです。

 

※こちらは白浜観光協会のパンフレット⇩

熊野白浜リゾート空港発着「台南・台北ツアー」参加者募集!|南紀白浜観光協会

熊野白浜リゾート空港発着「台南・台北ツアー」参加者募集!|南紀白浜観光協会

南紀白浜観光協会

 

 

※こちらは地元紙「紀伊民放」の記事⇩

白浜から台湾チャーター便:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト

白浜から台湾チャーター便:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト

和歌山県白浜町の南紀白浜空港と台湾を結ぶチャーター便が5月に飛ぶことになった。県や町の誘致活動が実った形だ。白浜―台湾間をチャーター便が飛ぶのは2015年3月以来...

 

 

中国は一党独裁国家ですが、台湾は民主国家であり日本と同じ価値観の国です。

台湾の人達に白浜の良さ、和歌山の良さを知って頂き、

更には台湾フェアなどで台湾料理や果物を紹介してもらえたらと思います。

日本政府もいい加減に中国ベッタリの考えは国益にはならないと理解するべきです。

不当拘束の日本人を開放して欲しいと言うのは当然の事ですが、

パンダを貸して欲しいと言うのは当然の事ではありません。

パンダを借りたら、それはそれで中国に借りを作った事になります。

確かに人口が多い中国は貿易の上では魅力的です。

安価な衣料品や雑貨などは庶民の生活の助けにもなります。

しかし儲け主義で中国ベッタリではその内しっぺ返しが来るでしょう。

武漢コロナ前は中国観光客の爆買いで大阪のドラッグストアは潤いましたが、

コロナで観光客が来なくなり、ドラッグストア等は大打撃を受けた事を思い出します。

過ぎたるは猶及ばざるが如しです。

 

価値観が違う中国を当てにしていたら台湾有事の時はどうなりますか?

日本にいる留学生や勤労者、在留者は中国本土の命令に従う義務がありますから、

万が一の有事が迫れば彼らは本国の指示に従うしかないのです。

そう考えると中国に頼るのも程々に、と思います。

そして価値観の同じ国とは助け合うのは当然の事です。

というか日本の親中派、媚中派の議員はもっと中国に警戒すべきです。

 

 

コメント
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【青山繁晴 ぼくらの国会・第954回】ニュースの尻尾「日本のコメを取り戻す!」

2025-05-10 01:20:17 | 動画

【ぼくらの国会・第954回】ニュースの尻尾「日本のコメを取り戻す!」

「ニュースの尻尾」913回目は、コメの値段が備蓄米を放出しても下がらない原因と政府が解決すべき農政の問題についてお話ししております。

出演:青山繁晴(参議院議員・自由民主党大阪府連会長)  三浦麻未(青山繁晴事務所 公設政策秘書)

■

★収録は5月8日(木曜日)

なかなかお米の値段は下がりません。

というか、寧ろ上がっています。

更には入荷量が少ないのか近くのスーパーでは先週あたりから「1家族1袋限り」と販売制限も。

青山さんの話では農水省は290億円の儲けとの事。

そういえば備蓄米は5年保存後は家畜の飼料にします。

ということは・・・古いお米は5年前のものです。

農家からの購入は当時の値段です。当たり前ですが。

ですから恐らく現在の半分以下の価格です。

今回の備蓄米放出は2023年産と2024年産です。

2023年に農家から買った値段は今の半分以下です。

という事は・・・・。

2023年度米だと5kg1500円以下で購入した米が入札価格が5kg2000円から3000円程度だと

政府は大儲けじゃないですか。

それが290億円近い儲けという事になるのでしょうか。

 

今までの備蓄米入札は合計32万トン。

内、23年度産は18万トン、24年度産は14万トンです。

少なくとも半分以上は買い付け価格の倍以上の値段で政府は売っている事になります。

 

備蓄米の入札 3月10日から実施 初回は15万トン 農林水産省 | NHK

※3/10入札 2024年産10万トン 2023年産5万トン 合計15万トン

 

政府備蓄米の2回目入札開始 農水省、7万トン放出へ - 日本経済新聞

※3/26入札 2024年産4万トン、23年産3万トン  合計7万トン

 

備蓄米放出、3回目入札開始 卸業者間の取引可能に - 日本経済新聞

※4/23入札 2023年産10万トン

 

かつてはお米が余っていた時代がありました。

古米、古々米、と呼ばれてマズいお米の象徴でした。

調整米と言うのもありました。

あれもマズかった記憶が。

私の子供の頃は国鉄の駅近くに農協の倉庫があり、天井までびっしり積み上げていました。

また定期的に消毒をしていました。

恐らく、身体によくない消毒だったのではと思います。

倉庫いっぱいに山積みのコメがやがて無くなり、倉庫自体解体してしまいました。

そんな時代の流れです。

当時は米が余り、その結果の減反政策だったのです。

しかし、少子化に食事の欧米化などでおコメの消費が少なくなり、

そして農業の大変さに高齢化で米作りを止める農家も増え、消費と供給のバランスが崩れたのです。

そんな実態を農水省は把握していないのかと思いますし、

何の為の農水省かと言いたくなります。

毎年様々な統計を取り、コメ不足にならない様に農業政策をしていると思っていました。

それが突如、コメ不足です。

農家の高齢化で米作りを止める家も増え、今までの形態の農業では成り立たなくなっています。

農機具もビックリするぐらい高価です。

効率よい農業経営の為には農地を広く、出来るだけ機械の利用の為に法人化を。

その結果、若者の農村への移住も考えられ、地方の活性化に繋がるのではと。

一石二鳥です。  ・・・そうは上手くいかないですか?

 

いずれにしても農水省と農協の失政の結果が今のコメ不足に繋がっているのではと思います。

地道に農家の実情を把握していれば今の様にコメ不足で慌てずに済んだのです。

 

そもそも農水相も石破総理もスーパーで米を買った事があるのですか。

というか潤沢な報酬を得る立場の国会議員や大臣は庶民の生活の苦しさを分かっているのですか。

そもそも石破さんだと地元の農家から定期的にお米が送られてきているのではと。

とにかく庶民の生活の苦しさが全く分かっていないのでしょう。

 

米が無い、コメの値段が倍以上だと聞いても危機感もなく、

備蓄米放出も重い腰を上げてやっとでしたから。

自民党執行部は消費税率を下げる事も考えていない様ですし、

このままだと参院選では惨敗し、最悪の石破政権になるのではと思います。

 

※おまけの話。

浅川芳裕さんは「農業と食料の専門家」だそうです。

コメ不足についても検証されていますが、石破さんの食事マナーについて辛辣な意見を述べています。

本来ならお米についてのポストをご紹介するべきでしょうが、石破さんとくれば食事マナーですから。

 

 

 

コメント (2)
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