【イスタンブール時事】トルコ当局者は23日、シリアで武装勢力から解放されたフリージャーナリストの安田純平さんとみられる人物が身分証明がない状態で隣国トルコの南部ハタイ県に入国し、日本側による本人確認を待っていることを明らかにした。
日本政府は、首都アンカラの在トルコ日本大使館から職員をハタイ県に派遣。本人確認を速やかに行った上、保護する方針だ。安倍晋三首相は24日午前、首相官邸で記者団に「一刻も早く安田純平さん本人であるか確認したい」と述べるとともに、「カタール、トルコには大変な協力をしていただいたことに感謝申し上げたい」と語った。
一方、シリア北西部イドリブ県の関係筋も安田さんが「カタールの仲介で解放された」と確認した。
カタールはシリア内戦で反体制派を支援してきた経緯があり、シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)などイスラム過激派組織にも影響力がある。2016年にはシリアで安田さんと一緒に拘束されたとみられるスペイン人3人の解放を実現させるなど、外国人拘束に際してたびたび仲介役を担ってきた。
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安田純平氏らしき男性が武装勢力から解放されました。
身分証明書を所持していなかったので、まだ確定ではないようです。
テレビでは安田純平氏との前提で話をしていましたが
喜び、そしてジャーナリストが危険地域で取材する事の意義を言っていました。
そりゃあそうでしょうが、私はどうも納得いきません。
では外務省の海外安全情報はジャーナリストを例外扱いにしているのですか?
シリアはレベル4の退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
ジャーナリストは特別だから、「レベル1の十分注意してください」なのですか?
因みに2015年に安田氏はツイッターに次のような事を投稿していました。
戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年4月3日
シリアへの渡航を認めないパスポートって、トルコには行けるのかな。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年4月6日
退避勧告出したところはだめとか言い出すなら、政府が自由自在に渡航制限できるようになるってことだが。http://t.co/nhwEUzvVr3
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015年4月6日
政府はやはり何とか渡航を止めるように手を尽くしていたように見受けられます。
この中で「シリアへの渡航を認めないパスポート」とありますが
だから韓国籍のパスポートで入国したと考えられます。
偽造なのか、二重国籍なのか。。。
7月に「私の名前はウマルです、韓国人です」と言っていましたね。
「すぐ助けて」新映像 安田さんか、窮状訴え
ところで2年前にスペイン人3人がヌスラ戦線から解放されています。
この時トルコとカタールが仲介したと言われていますが
身代金についてはスペイン政府は明らかにしていません。
4年前にはアメリカ人もカタールの仲介で解放されていますが、
身代金支払いは表向き否定していますが、実際は払われたような・・・?
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawakamiyasunori/20160508-00057457/
安田さん解放に身代金が払われたかどうかはわかりません。
払ったとしても、政府は否定するか曖昧にするでしょう。
しかし私達の税金が無責任なジャーナリストの為に使われたかもわかりませんし
払われていなくても大きな借りをカタールに作ってしまったのです。
それが今後の外交でどんな影響が出るのかわかりません。
また、解放までに日本人を含め多くの人の手を煩わせたことになります。
その事をもっとテレビで話す人はよく考えてもらいたいです。