団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人生100年時代到来というけれど

2021年09月20日 | 老後の生き方

平均寿命が伸びている、2020年度は男性81.64歳、女性は

87.74歳と過去最高を更新したことが厚生労働省の調査で発表

になった、人生50年といわれた昭和22年当時より30年も伸び

ている。

 

人間は80歳まで何をしようかとそんな考え方をする、しかし80

歳まで生きる保証はない、平均寿命や平均余命はあくまでも平均、

その人の寿命は末期がんでもないかぎり誰にも、もちろん本人にも

わからない。

 

病気の問屋と言われた人が90歳になってもかくしゃくとしてたり、

スポーツマンで何一つ病気をしたことがない人間が突然病いで倒れ

60歳そこそで亡くなったりする場合がある、だから本当にわから

ないものだ。

 

ただ、人間は必ず死ぬ、生きている限り必ず死ぬ、本当の人生は、

人は必ず死ぬという事実をしっかり受け止めて生きていくのが人

かもしれない。

 


高齢世帯の経済格差は拡大している

2021年09月19日 | 老後のお金

高齢世帯の1年間の総所得の平均は303万円(全世帯の平均は

548万円)そして収入の7割が年金頼みと言われてる、又年金

収入が50万円以下の「生活苦」といわれる高齢者が全体の約2

割もいる、さらに60歳代の3割が金融資産ゼロ、金融資産40

0万以下の決して豊かでない層と合わせると4割を超えるという

ショッキングなデータもある。

 


実際老後の経済格差が拡大する要因はなんだろうか?雑誌プレジ

デントの特集記事を読むと3つの要因が考えられる。



一番目は現在富裕層と呼ばれる人の中には少なからず親からの遺

産で豊かになった人がいること、次に職業による収入、それによ

って貯蓄や年金に差がでることである、現在約4割が非正規雇用

である現状を見ると納得できる、最後に結婚、夫婦で働き続けれ

ば差はどんどん開いていく、遺産、職業、結婚、豊かさも貧しさ

も親から子へ、子から孫へと受け継がれていくのが今の日本であ

る。

 


それでも高収入の人が必ずしも安泰とは限らない、世帯主や家族

の急病や親の介護による離職、リストラなどで収入が激減、最悪

の場合、ゼロになってしまえば途端に家計は破綻する、やはり身

の丈にあった生活をすることが大切なのかもしれない。


キレル老人が増えてるというけれど

2021年09月18日 | 老後の生き方

高齢者の犯罪、そして暴力、暴言が増えてるという、いわゆるキ

る老人、暴走シニアである、特に総合病院での暴力行為が多く

医師、看護師、職員が被害に遭っている。

 

病院は待つところ、治療を待つ、検査を待つ、薬の処方箋を待つ、

入院して回復を待つ、退院を待つ、日常待つことで占めている、

んなイライラのはけ口が医療関係者にいくのは残念、そもそも

とは無害な弱者のイメージであったが最近ではそうでもない

しい。

 

人間の内面は複雑、相手の応対や状況次第で変化することも確か

ある、無愛想な店員の対応、注意のつもりでいったが、やりと

りのなかで激高、キレルということが理解できないわけではない

が、大半の人はその手前で我慢してるはずである。

 

この怒りの原因を高齢者の疎外感、孤独感という説もあるがそれ

けかな?と思う、要は高齢者が3617万人と増加の一途をた

どってるので単純に増えたことが大きな要因だと私は思っている。

 


今の生活、今の人生に満足していますか?

2021年09月17日 | 生き方

人生を振り返る年齢、それは言いかえるならば、自分の長かった

今日までの過去にどういう意味があったのかを噛みしめることか

もしれない、今は亡き作家の遠藤周作氏は著書のなかでこんな質

問を読者に投げかけている。

 

■あなたは今の生活、今の人生に満足していますか?それとも自

分ではわけのわからぬ不満が心のどこかにたまっていますか?

 

■あなたは今の自分の生活が本当の幸福であり、本当の生活だと

思っていますか?それとも本当の幸福や生活はどこかにあって、

それをあなたはまだつかめていないと思いますか?

 

■あなたは今の自分が本当の自分だと思いますか?それとも今の

自分は仮の自分で本当の自分は別にあるとお考えですか?

 

この3つの質問は本当の自分は何かという問題で多かれ少なかれ

誰もが生涯に何度か自問自答する問題だと思う、そして私が心に

響いたフレーズが次の言葉である。

 

毎日夜遅くまで夫の帰宅を待ち、家事と育児とに疲れ、夢のない

結婚生活の惰性を考える時、どんな妻だってこう考えたことがあ

るだろう、「これが私の本当の生活だろうか?こんな人生を送る

私が本当の私だろうか?」

 


いくつになっても好奇心を失いたくない

2021年09月16日 | 生き方

人は新しいことを知ると好奇心が満たされ嬉しくなる、何か学ぶと

次に知りたいことが出てきて、さらにまた知りたいことが出てくる、

そして考える力を養ってくれる。

 

好奇心があると、それを知ろうとネットで調べたり、本を読んだり

何かしらアクションを起こさなければならない、そうすると世界が

広がる感じがするものである。

 

知識が増えるだけでなく視野が広がる、そう考えると老後の生活で

大切なのは好奇心、いくつになっても好奇心は失いたくないと私は

思っている。

 

 


ブログで伝える言葉の力を信じたい

2021年09月15日 | ブログ

人間は言葉で生きている、言葉で考えその考えを言葉で互いに伝え

理解しながら生きている、それが人間社会、いくら伝えたいことが

あってもそれを表現する言葉を持たなければなかなか相手に伝える

ことはできない、言葉は人生を左右する力があると言ってもいい、

誰かの一言が時間を超えてその人に力を与える、そんな言葉の力を

信じたいと思っている。

 

時々色んな人のブログを拝読してるとそんな魂の叫びと思える言葉

に出会うことがある、ブログの中の一つの言葉が心に残りそれが自

分を支えてくれたり自分が反省するための視点となったりすること

がある、そう考えると人間の心は言葉だといっても過言ではない。

 

そして伝えるという言葉は実は相手ではなく自分に向けられた言葉、

ブログを書いて何かを伝える、自分と向かい合わなくては何も書け

い、自分の本心を探りながら伝えるということは自分との対話か

生まれると私は信じたい。

 


誰でも他人を完全に理解できないけれど

2021年09月14日 | 人間関係

人間は誰でも他人を完全に理解はできないし、また誰にも完全に

理解されることはありえないと思っている、自分にしかわからな

い自分、自分でもわからない自分というものを私たちは内面に持

っている。

 

例えば他人に伝えようとする、少しずつ理解が積み重ねられて

く、それでも誰にもわからない自分、どんなに親しい人間にも

かってもらえない自分、そんなことが誰にもあるはずだ、いっ

んそのような儚さを見極めたうえで、あらためて人間関係を考

ることも大事なことである。

 

そして私たちが人間関係を考えるうえで大切なことは、それぞれ

の人間が誰にもわからない内的な自分を持っているということ、

間同士理解しあうことは難しい、完全に理解できないからこそ、

他人の心に近づく努力をする、それが人間関係の基本なのかもし

れない。

 


「定年退職者の声」の記事を読んで

2021年09月13日 | 定年後の生活

毎日やることがなく困っている、一番自由な今が一番しんどい、

家で居場所がない、暇になったのにあせる、このままの毎日が

続くと思うと、自分の人生は何だったのかと思うときがある、

ある雑誌に書かれていた定年退職者の声である。

 

さらに図書館、ショッピングセンター、スポーツジム、喫茶店

にいる定年退職者と思われる人を見てると誰もが「ひとりぼっ

ちでさみしそう」退職することによって生まれた時間をどのよ

うに過ごしてよいのかわからずに戸惑っている人が少なくない

という記事であった

 

定年退職者の喪失感、そして孤独感は確かにある、しかし街の

中にひとりでいる定年退職者がすべて淋しいというのは違うよ

うな気がする、人間群れてないと、はしゃぐわけではないので

みんなさみしそうに見えるのでは…、案外ひとりでいる時間を

楽しんでる人も多いのではと思うのは私だけだろうか?

 


老後に悩むお金の問題

2021年09月12日 | 老後のお金

老後にかかるお金はいくらか?定年退職後の人にとっては重要な

題である、定年後の収入は働かない 限り大半の人は公的年金が

収入源である。

 

夫が65歳以上、妻60歳以上の夫婦二人の無職世帯では毎月の

が平均24万円、一方年金などの収入から税、社会保険料を

除いた可処分所得は平均で月約18万円、月6万円の赤字だと言

われてる、足りない分は預金を取り崩すしかない、ただ資産(預

貯金、有価証券)状況も影響してくるので人それぞれ違うかもし

れない。

 

また支出に関しては自宅が一軒家かマンションの場合で違ってく

る、マンションの場合は月々の管理費、修繕積立金、車があれば

駐車料金がかかる、賃貸や住宅ローンの返済を終えてないとさら

に家計を圧迫する。

 

そして65歳を過ぎると間違いなく医療費がかかる、これは金持

だろうが貧乏だろうが同じようにかかる、耐久消費財(自動車、

電製品、家具)の交換、リフォーム等の出費も大きい、交際費

も現役時代みたいにはいかない、子供や孫にかかる費用も考えな

ければならない。

 

いずれにしても働いていたときと同じ生活レベルを維持するのは

しいので生活レベルを見直すことは必要だと思う、10年前退

した当時、経済ジャーナリストといわれる人達の本を読んだが、

正直あまり参考にならなかった。

 

なぜかというと老後の生活を経験してない人の言葉には現実の生

と乖離があることに気づいたからだ、結局経験が一番だという

ことを痛感した、そして老後にかかるお金はいつまで生きるかわ

からないだけに難しい問題である。

 


人間が一生で知り合う人数はどのくらい?

2021年09月11日 | 人間関係

人間は生まれて死ぬまでの間にどのくらいの数の人と知りあい

なるものだろうか?両親、きょうだい、親戚、近所の人たち、

稚園、小学校、中学校、知り合いはどんどん増加していく、同

クラスにいてもほとんど口をきいたこともない人間もいる、そ

てこんな感じで知りあった学校関係の友人とは一部を除いて卒

後ぷっつりと音信が途絶えてしまうものだ。

 

 

青春時代は学校を超えた友人も出来てくる、学生時代は特にそう

だ、若い時代はやたら友人が増えていく、就職すると同期入社の

仲間、組織のなかの上司、先輩、取引先、同業者と人間関係もつ

ぎつぎ作られていく。

 

そう考えると人間が一生で知りあいになる人の数は数千人という

規模になるだろう、職種によっては数万人の人もいるだろう、こ

の人と人の偶然のかかわりこそ「縁」なのかもしれない。