団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老いることと認知症

2021年09月03日 | 認知症

体力は老化によって明らかに落ちるが知能の老化はそれほど進ま

ないと言われている、確かに本を読むスピードは遅くなるけれど

本の中から得るものは若い頃より多い気がする、脳は働かすほど

活性化するし、脳を鍛えれば鍛えるほど認知症になりにくいのは

一理あるかもしれない。

 

 

2019年度で高齢者7人に1人が認知症患者、それが2025

年には5人に1人、675万人~730万人になると予測されて

いる。

 

そして認知症の早期発見の目安として次のことが挙げられている

 

■ 約束を忘れる、いつも通る道を忘れる

 

■ 財布通帳衣類などを盗まれたと人を疑う

 

■ 怒りっぽく頑固になる

 

■ 趣味や好きなTV番組に興味がなくなる

 

■ 新しいことを覚えられない、意欲がない

 

■ 新聞、TV番組の内容を理解できない

 

 

認知症でない老人性の鬱病にもあてはまる項目もあり、判断は難

しいけれど、周囲が早めに気づき専門医に行くことが大切な気が

する、そこで認知症にならないために日頃何をしたらいいか、と

いうと運動、ウオーキング、読書、音楽(カラオケ)、指先を使

う(料理等)昼寝(30分以内)、会話をふやす(夫婦)、ゲー

ム等があげられる、又人との交流が頻繁な人は認知症になりにく

いという。

 

日常生活を円滑に送れなくなった状況が認知症、食事をしたのに、

まだ食べてないといって何度も食べる、風呂に入ったのに入って

ないといって何度も入るのは、明らかに日常生活に問題があり、

認知症だろう。

 

また「認知症になったらどうしよう」という気持ちが認知症を生

むともいわれてるので、その時はその時と達観する心構えと、コ

ツコツと新しい知識を得ようと向上心をもって脳を活性化させる

ことが大切かもしれない。