団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

本当の自分は?と思う時

2024年09月09日 | 老後の生き方

人生を振り返る年齢、それは言いかえるならば、自分の長かった

今日までの過去にどういう意味があったのかを噛みしめることか

もしれない、今は亡き作家の遠藤周作氏は著書のなかでこんな質

問を読者に投げかけている。

 

■あなたは今の生活、今の人生に満足していますか?それとも自

分ではわけのわからぬ不満が心のどこかにたまっていますか?

 

■あなたは今の自分の生活が本当の幸福であり、本当の生活だと

思っていますか?それとも本当の幸福や生活はどこかにあって、

それをあなたはまだつかめていないと思いますか?

 

■あなたは今の自分が本当の自分だと思いますか?それとも今の

自分は仮の自分で本当の自分は別にあるとお考えですか?

 

この3つの質問は本当の自分は何かという問題で多かれ少なかれ

誰もが生涯に何度か自問自答する問題だと思う、そして私が心に

響いたフレーズが次の言葉である。

 

毎日夜遅くまで夫の帰宅を待ち、家事と育児とに疲れ、夢のない

結婚生活の惰性を考える時、どんな妻だってこう考えたことがあ

るだろう、「これが私の本当の生活だろうか?こんな人生を送る

私が本当の私だろうか?」