言葉はどんな時にどんな局面でどんな思いで使うのかそれがすべ
てである、丁寧な言葉づかいがかえって空々しく響くこともある
し、乱暴な言葉が迫力となって相手の胸に迫ることがあるもので
ある、そう考えると言葉には人の心を動かす力があると言える。
もしふさわしい言葉が見つからなかったら、何も言わなくてもい
い、ただ相手の話に耳を傾けるだけでもいい、相手との信頼関係
があれば許されるはずである、言葉は宝物、心がこもっていれば
暮らしの中にささやかな喜びや充実をもたらす、時には生きる力、
生きる支えになると思っている。