gooおっさんの気まぐれ日記 (人生は楽しく)

その時に感じた事や経験した事を気ままに書いてゆく事とします。

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NE76084 FM帯プリアンプ 2号機の試作。問題が有ったが動作OK

2015-11-19 21:35:17 | 電子工作
2015年11月18日 外気温:19℃ 室温:25℃(暖房)

昨日より寒くなりましたので暖房して見ますと温度が上がりすぎで止めました。

1号機に気を良くして2号機を作って見ました。

1.完成品

結局、1号機と同じになりました。

実は入出力とも、パナソニックの小型20PFを入出力のインピーダンス調整に使ったが
どうにも増幅度が上がらないので、1号機と同じ部品に変えたらOKとなりました。

トリマー変更時。

2.バイアスの調整と結果。
今回は、供給:2.84V、Vd:2.63V、Vds:2.2V(2.0V)、ID:10mAに設定して見ました。
1号機で使ったものと個体差がある様で、うっかり石を飛ばしたりしましたが、
FM帯の中心で20dBのバンド幅を確保出来ましたので良しとしました。

プリ無し、1号機、2号機の比較です。

*周波数別のSの振れ具合

結構バンド幅も広いです、

1号機に比べややゲインが落ちますが、これだけのバンド幅で最大20dB取れていれば
十分と思います。

3.室内ANTに接続した場合の感度
鉄筋コンクリートのFMの感度が悪い部屋で、簡易アンテナ(フイーダタイプ)
を200/300Ω→50/75Ωに変換してプリアンプに繋いで感度試験をして見ました。


フィーダアンテナをインピーダンス変換


79.5、80.0、81.3、82.5の良く聞く周波数帯の感度具合です。


プリ無し

プリ有り


プリ無し

プリ有り

Sメータが少し振れていれば、ぐんと振れが増えてノイズも低減します。

4.終わりに

この手のFETはやはりデリケートでして、電圧と電流には要注意ですね。
何個か壊したかも知れません。

まずは良かった。