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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

東北大、飲酒で明善寮生に全員退去求める

2014年07月25日 20時22分55秒 | 受験・学校

河北新報 7月25日(金)6時10分配信

 「禁酒の約束が守られていない」として東北大が仙台市青葉区にある学生自治寮「明善寮」の寮生105人に全員退去を通知し、騒動になっている。寮生たちは「規則を守っていた学生も多い。全員退去はやり過ぎだ」と反発するが、大学当局は一歩も引かない構えだ。
 東北大学生支援課によると、飲酒を禁じた4月24日以降も寮内でビールの空き缶が大量に見つかったり、共用スペースで飲酒による嘔吐(おうと)が確認されたりしたという。
 このため大学は「改善が見られない」として15日、寮生全員に9月30日までに退去するよう通知した。
 明善寮に入寮できるのは学部1、2年の男子に限られており、大半が未成年者。飲酒には、これまでも保護者から何らかの対処を求める声が上がっていた。
 東北大総長特別補佐(学生支援担当)の小田中直樹教授は「問題の中心は未成年者の飲酒と酒の強要。『飲んで当然』という寮内の雰囲気をリセットしたい」と話す。
 これに対し、寮生でつくる明善寮委員会の金子駿斗委員長(19)は「寮内の飲酒問題は改善している。大学は、飲酒が当たり前だった昔のイメージで強引に処分しようとしている」と真っ向から反論する。
 大学と寮委員会は25日、話し合いの場を設ける。小田中教授は「全員退去は決定事項。覆ることはない」と突っぱねるが、金子委員長は「飲酒していない寮生を退去の対象外とするなど穏当な対応を求めたい」と訴える。
 大学は寮生に別の寮を仲介するなどして転居を促す方針。全員が退寮した後、トイレの洋式化など施設を改修し、2015年度の新入生を受け入れる。』

未成年者の飲酒や喫煙は、大学生でも止めるべきです。お酒を飲めない下級生に上級生が、強要するの大間違いで、アルコールに弱い遺伝的体質の学生が、いくらコンパでお酒を飲み鍛えても強くなれません。悪酔いするだけです。大学生何だからよく考えるべきです。大学生だから、未成年者でもタバコを吸っても、お酒を飲んでも良いと言うのは、大学人しての心甘えでは有りませんか。インテリなんですから自主性の意味も十分考えて下さい。今回の東北大学当局の明善寮廃止問題は、大学側が、もつと丁寧に説明責任を果たすべきです。東北大学当局は禁酒令でお酒を飲んでいない寮生まで強制退去させるのは、独立行政法人の東北大学側と寮生の東北大学生に『特別権力関係論』を適用するものであり、現行日本国憲法の下では認められないものです。いつまでも国立大学と国立大学の学生と言う古い関係のしがらみや観念に囚われているのか、不思議発見の「東北の森」の暑い夏の事件です。

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