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28Jun
2016
小泉元首相の訪米仕掛け人を独占インタビューした週刊金曜日を疑う
これには本当に驚いた。
偶然手にした週刊金曜日の最新号に、あの小泉元首相の訪米を仕掛けた米国在住のジャーナリストとなのる人物の独占インタビュー記事を見つけた。
小泉元首相の訪米とは、オトモダ作戦で被爆し、東電を訴えている米兵たちと面会し、落涙した、あの前代未聞の訪米の事である。
小泉元首相は、おそらく彼自身、まったく面識のなかったこの在米ジャーナリストからの連絡に、二つ返事で応じて、訪米したのだ。
これで合点がいった。
小泉元首相らしいといえばそれまでだが、思いつきで飛びついたということだ。
そこに書かれている事は、当然ながら自分が招待したプロジエクトであるから、小泉元首相の訪米を絶賛している。
しかし、そこには、なぜ日本の元首相が、福島事故の後始末で東電に被爆させられた日本人労働者に沈黙し、米軍の命令でオトモダチ作戦に従事させられた米兵に落涙してまで同情したのか、その不自然さに対する説明は皆無である。
小泉元首相の、今回の訪米についてまともに取り上げたメディアは、私が見る限り、この週刊金曜日がはじめてだ。
なぜ週刊金曜日はこのインタビュー記事に価値を見出したのだろうか。
どう考えても私には理解が出来ない。
脱原発なら何でもいいのか。
売り上げをのばすためには内容を問わないのか。
週刊金曜日に対する私の評価は、これまでもそうだったが、このインタビュー記事によって、決定的になった(了)
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