教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

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2017年02月27日 16時54分17秒 | 国際・政治

安倍首相辞任の決め手は昭恵夫人が握っている

2017-02-27 繰り返して書くが、私の中では安倍首相の辞任は決定済みだ。

 もはや私の手を離れ、森友学園の小学校建設問題の疑惑は独り歩きしてどんどん広がり、安倍首相を辞任に追い込むだろう。

 それでも安倍首相はこの問題を曖昧にして居直るかもしれない。

 しかし、そうすれば安倍政権は急速に勢いを失い、あらゆる政策の行き詰まりの中で野垂れ死にすることになる。

 どっちに転んでも安倍首相は私の中では終わった。

 しかし、私の書くことが野党の追及の参考になればいいと思って、最後にこれだけは書いておきたい。

 その事とは、「とどめを刺すカギは昭恵夫人が握っている」ということだ。

 これには二つの意味がある。

 今朝のNHKの早朝ニュースが繰り返して籠池理事長の単独インタビューを流した。

 そこで籠池氏が語っていたのは、国有地払下げの見返りとしての政治家への便宜は一切ないということだ。

 そこまで断言する以上、その通りに違いない。

 しかし、今度の問題の本質は便宜供与の有無ではない。

 もっと深刻な問題として、日本会議の考えに染まった籠池氏の「瑞穂の國記念小學校」建設に安倍夫妻がどこまでかかわっていたかという問題がある。

 その中でも、昭恵夫人が名誉校長を引き受けた経緯の究明こそ最重要だ。

 始めはまったく関係ないと言い張っていた安倍首相は、その後の追及で昭恵夫人が名誉校長を引き受けた事実を認めた。

 しかし、国会答弁では、「頼まれたが断った。それでも皆の前で名誉校長になってもらうと発表され、皆から拍手で歓迎されたから断り切れなくなった」、そう昭恵夫人から聞いている、と安倍首相は国会で答弁していた。

 ところが今朝のNHKのインタビューで籠池理事長は、その事を聞かれてきっぱりと否定した。

 すなわち昭恵夫人の了承なしに、皆の前で名誉校長になってもらうなどと発表するはずがないと。

 つまり昭恵夫人の了解を得たから発表したと言っているのだ。

 この食い違いは聞き捨てならない食い違いだ。

 私が昭恵夫人が安倍首相の辞任の決定的鍵を握っていると書いたのは、この二人を国会に証人喚問し、どちらが正しいか国民の前ではっきりさせることができれば、安倍首相は、国会でウソをついた事が明らかになり、安倍首相は辞職せざるを得なくなると思うからだ。

 しかし、昭恵夫人がカギを握っていると私が思う本当の理由は、昭恵夫人自身の胸中にある。

 つまり、昭恵夫人と籠池氏の国会招致は安倍自民党は応じない。

 だからその追及は難しい。

 しかし、たとえ国会招致が実現しなくても、昭恵夫人のことだから言い出しかねない。

 こんな問題でこれ以上国会で追及されるぐらいなら、首相夫人などまっぴらだ、あなたはやく首相を辞めてください、と。

 昭恵夫人にそう言われたら安倍首相は従わざるを得ない。

 私が、安倍首相辞任の決め手は昭恵夫人が握っていると書いた理由はそういうことである(了)


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