『 新型インフルエンザに感染した疑いがあるなどとして、群馬県警太田署などが傷害容疑で逮捕した高校1年の少年(16)を釈放していたことが15日、同署などへの取材で分かった。少年は実際には感染していなかった。 同署などによると、少年は8月5日午前6時半ごろ、暴走族仲間の少年6人と共謀し、同県太田市内の駐車場で、同市内の無職少年2人を殴り、顔や腹に軽傷を負わせたとして、傷害容疑で他の少年6人とともに14日、逮捕された。 逮捕後に少年の体温を測ったところ、37度を超えていたためにインフルエンザの簡易検査を実施、A型陽性と診断された。同署では少年が容疑を認めていることなどから、逃走の恐れはないと判断。感染の拡大を防ぐため、釈放したとしている。 その後の検査で、少年は新型インフルエンザへの感染は否定されたという。 』9月15日23時37分配信 産経新聞
この出来事は、新型インフルエンザの簡易診断キットの正確さに問題があったのではないでしょうか。群馬県警太田署は、体温が37度を越えていたので 警察として新型インフルエンザの検査をしたのですから対処の仕方としては問題はなかったのではと思いますが。新型インフルエンザの簡易診断キットでは、仮に検査で陰性と判断されても実際には新型インフルエンザに感染していた感染者もいます。新型インフルエンザに感染していなくても 、従来の季節性のインフルエンザにこの少年は、感染していた可能性も有りますし、「少年が容疑を認めていることなどから、逃走の恐れはないと判断」したのですから警察としての判断は人道上問題は無かったのではないでしょうか。大田警察署も熱を出している時点でこの少年の健康のことを配慮したと思います。後の結果論をどうこう言うことになると思います。正確な新型インフルエンザ用簡易診断キットが、生産されて増産されないのでしょうか。新型インフルエンザの簡易診断キットに問題が有ったと言わざるを得ません。
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