『名古屋市守山区の歩道で21日未明に焼死した中学3年の男子生徒(14)について、生徒が通っていた同市名東区の市立中学校の教頭(53)が24日、同校で取材に応じ、この生徒に対するいじめがあったことを明らかにした。愛知県警守山署は自殺とみており、関連を調べている。 教頭によると、昨年11月ごろ、生徒の母親から「いじめを受けているのではないか」と相談があった。学校で調査したところ、同級生ら計7人がいじめを認めた。同級生らは生徒がアトピー性皮膚炎を患っていたことに関し、生徒をからかっていたという。また、登下校中に道をふさいだり、バッグを引っ張ったりした。同級生らは生徒に謝罪し、いじめは止まったという。』時事通信
名古屋市名東区の市立中学校中学校側が、中学3年男子生徒が焼身自殺したのに原因が分からないし、知らなかったでは無責任すぎる問題です。「焼身自殺した生徒がアトピー性皮膚炎を患っていたことに関し、生徒をからかっていたという。またまた、登下校中に道をふさいだり、バッグを引っ張ったりした。同級生らは生徒に謝罪し、いじめは止まったという。」そうですが。アトピー性皮膚炎で困っている人は、成人まで多いです。いじめられたらストレスで余計悪くなります。学校としての生徒の健康管理への取り組みも欠如していたのではないでしょうか。保健体育の授業を通じて、中学校としての生徒への健康管理の問題や対策を皆で考えられなかったのでしょうか。
この中学校の人権教育はどうなっているのでしょうか。人権教育を杓子定規に考えなくても、自分以外の人の立場に立って考え、人を思いやる心が持つことが大切だと思います。いじめられている生徒の保護者から学校に相談があつた場合に、いじめられている生徒が、いじめている生徒達の事を知らせた『ちんころ』、告げ口と言って学校の先生の目の届かないところでいじめを又始めることも現実には多いと思います。学級担任の先生や生活指導の先生の迅速な対応が必要です。中学校側のいじめに対する真剣な取り組み、教育現場で生活指導一筋に経験を積まれたベテランの生活指導担当の先生に学級担任も協力しないといじめ問題は解決出来ないと思います。教育者として、生徒に自殺者を出したと言うことは、教育者としての良心に恥ずべきことでは有りませんか。教育で人の「命の重さ」を忘れたら、知識や学力が十分身についても立派な人間に成長したと言えますか。心と命を大事にした「人間性尊重の教育」の実践が今求められていると思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます