大阪府教育委員会は、「体罰の背景には障害のある生徒への教師の理解不足がある」とみて、2年前に作成した体罰防止マニュアルを見直し、パニック状態に陥った子どもへの対処法などを具体的に示した改訂版を作った。 マニュアルでは、障害のある子どもの思いをチャート図を使って解説。例えば、突然暴れ出す行動の背景には「何らかの感覚的刺激が過去に体験した恐怖や不快感を呼び覚ます」とし、「別室に移動させ、場面や雰囲気を変えて刺激を少なくする」などの具体的な対応法を示した。さらに、自分や他人を傷つけようとする子どもに対しては特性の把握と客観的な分析を求めた。校内で研修をする際の具体的なプログラムなども加えた。大阪府教委によると、今年5月、府内の府立養護学校の男性教師が生徒に眼鏡を払い落とされたことに腹を立て、牛乳瓶で生徒の頭を殴ったほか、6月には別の養護学校の男性教諭が自傷行為を始めた生徒を平手でたたくなどして軽傷を負わせ、それぞれ停職や戒告の懲戒処分を受けている。 マニュアルは府教委のホームページ上に掲載され、府内の各学校には印刷して校内で共有するようメールで通知したという。担当者は「教職員全体で共通理解を深めて体罰防止を徹底してほしい」と話している。先生も人間で、機嫌の悪い時、「かつと為る」時も有りますが。教育者は、生徒の視点に立って、指導すべきです。生徒の目の高さまで視点を下げて下さい。この問題は、障害のある子供達だけの教育指導だけの問題ではありません。健常児の子供達も同じことが言えると思います。一歩待つ心の余裕が教育者には、必要で子供達を叩いても恐怖心を持ち心が萎縮するだけです。生徒を叩いて後良い気持ちになる先生は居ないと思います。生徒に恨まれますし、嫌な気持ちと後味の悪さが心に残ります。先生も人間ですから、腹の立つことも有りますが、教育者として心の余裕を持つて生徒に接し、教育現場で指導して下さい。障害者の子供達へのマニュアルも大切ですが、教育現場での先生と生徒の「心と心」の触れ合いも大切にして下さい。
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