4Dec2016
きのう日12月3日の各紙が書いていた。
来年1月24日の任期満了をもって、籾井NHK会長が退任することになったと。
就任早々に失言、暴言を繰り返した籾井会長は、とっくに更迭されるべきだったのに、よくも任期満了まで4年間も続いたものだ。
しかし、籾井会長が交代したところで、NHKの安倍政権に対する絶対服従は何も変わらない。
この事を、きのうの日刊ゲンダイ(12月5日号)が「次期会長人で騒ぐアホらしさ」と書いていた。
そのとおりだ。
籾井会長の4年間で、NHKは安倍政権に完全に乗っ取られてしまった。
いまさら誰がNHKの会長になってもNHKの安倍傀儡ぶりは何も変わらない。
「放言しない籾井」になるだけだ。
そう、日刊ゲンダイは、数々の例証をあげて解説してくれている。
しかし、三流ゴシップ紙の日刊ゲンダイが書いているこれら例証の数々を、天下の大手新聞が知らないはずがない。
それにもかかわらず、籾井会長の人事交代を報じる大手新聞の記事は、あたかも、これでNHKが変わると言わんばかりだ。
籾井NHK会長の交代報道が教えてくれる事。
それは、ひとりNHKにとどまらず、この国のメディア全体が、安倍政権の御用メディアに完全に成り下がってしまったという惨状である(了)
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