
9May
2016
米国と北朝鮮が和平交渉を突然発表する。
ここ一週間ほどの間、メディアは北朝鮮党大会の事ばかりを報じていた。
そして、その報道ぶりは北朝鮮に対する警戒一色だ。
金正恩書記が南北改善を呼びかけ、敵対国が主権をおかさない限り核兵器を先に使う事はないとまで明言しても、韓国も米国もそんな金正恩の北朝鮮を相手にしない。
もちろん対米従属の日本もそうだ。
ところが、この北朝鮮の党大会の直前の5月4日に、クラッパー米国家情報長官が訪韓し、韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相と協議していたという。
きのう5月8日の日経新聞は、見逃すような小さな記事でこの事を報じていた。
すなわち、ソウル発小倉健太郎記者の記事として、7日付の韓国紙中央日報は、韓国外交安保関連の高位当局者の話としてそう報じたという。
この書きぶりによれば、あたかも米国が韓国に対し、米国が米朝和平協定協議に応じた場合、韓国はそれを了承するか、そう米国が韓国の意向を打診したかのような書きぶりになっているが、本当はそんなものではないはずだ。
米国がいったん米朝和平協定を結ぶと決めたら誰にも文句は言わせない。
もちろん韓国が反対してもだ。
だからこのクラッパー長官の訪問は、そういう事もあり得ると事前通報したということに違いない。
実際のところ、米朝和平に関する米朝間の極秘協議は、これまでにも折に触れ何度も報道されて来た。
表面的な米朝関係の非難の応酬の裏で、間違いなく米朝和平に関する駆け引きが進められてきたと見るべきだ。
ある日突然米国が北朝鮮との和平協定を発表する。
そう日が来ることを十分想定しておかなくてはいけないということである(了)
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