京大「独自主張を行う国がある事象述べた」入試記述めぐり釈明
2月26日に行われた京都大の一般入試(2次試験)の日本史の問題文に、「北方領土、竹島や尖閣諸島の領有権をめぐる争いが存在する」と、日本政府見解と異なる記述があった問題で、京都大は1日、産経新聞の取材に対し、「解決すべき領有権の問題が存在すると述べているのではない。日本政府見解にもかかわらず、独自の主張を行う国があるという事象を述べたもの」と釈明した。
日本政府は「他国との間で解決すべき領有権の問題」を「領土問題」と表現。日本が関わる領土問題は北方領土と竹島問題であり、日本が有効に支配している尖閣諸島については、「領有権問題は存在しない」との見解を示している。
京大の入試問題文は、日本政府見解と他国の主張を混同した表現となっており、正確性を欠いている。京大はコメントで、「このことが受験生の解答および今後の高校生の学習に影響を及ぼすものではないと考えている」とした。
北方領土、竹島や尖閣諸島の領有権をめぐる争いが存在する」と言っても争いの範囲の定義が、あいまいで不明確です。 問題文も説明不足です。
果たして、入試問題として適当な出題問題で有ったと言えるかどうかは、疑問です。
大学の定期試験つもりで入試問題として出題したと思います。
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