教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

6女児が自殺、「学校でいじめ」と父

2010年10月25日 13時52分44秒 | 受験・学校
 『群馬県桐生市の市立小学校6年の女子児童(12)が23日、自宅で首をつって自殺し、会社員の父親(50)が本紙の取材に「学校でいじめを受けたのが原因」と訴えている。 県警大間々署や父親によると、女児は、自室で首をつっていた遺書は見つかっていないが、同署は状況から自殺と断定した。 父親や学校側の説明では、女児は腹痛などを理由に19、20、22日に欠席。21日には校外学習に参加。父親によると、女児は校外学習で同級生に、「なんで、こんな時だけ来るのか」などと言われたという。 女児は4年生の秋に愛知県から転校。5年になって同級生に「汚い」「近寄るな」などと言われたと家族に訴えていた。両親が当時、学校に連絡し、いじめはいったん収まった。しかし、6年に進級すると、女児は再びいじめられていると家族に話していた。 校長は本紙の取材に、「5年生の時に、同級生とのやりとりで誤解があったが、女児の保護者に話して誤解は解けた。その後も見ている限りは、いじめを把握していない」としている。』読売新聞 10月25日(月)8時55分配信
 中3男子が首つり自殺=秋田:県を取上げました 私のブログで
「いじめ自殺をブログに取上げると動揺している子供達の事を考えてブログを公開して下さい。インターネットが日常的に出来る世の中になって子供達もブログを目にするとの批判があり、カウンセラーとならいくらでも語れます。ここで公開して動揺させるより、ボランティアでもいいから現場へ行った方がいいのでは」意見も有りましたが。私のお世話になっている北海道の現役新聞記者様からこのコメントに対して返信を戴きましたので再度掲載させて戴きました。 貴方のコメントは、まったく問題がないと思います。むしろ正論です。私は貴方の意見に賛成したいと思います。 そこで、このユニークな書き込みをした方についてですが…。 記者発表として情報を公開したのは、警察です。本来、書き込みした人は警察に文句を言うべき事案なのではないでしょうか? 貴方に言うべき問題ではありません。
 また、「動揺している人を考えれば」と言うのであれば、警察は事件を発表できなくなるし、マスコミも報道できなくなるでしょう。一般の人は、その問題に対して接することも考えることもできません。 神戸で男子高校生が殺害された問題も、事件発表も報道もしてはいけないことになります。犯人を追うこともできないでしょう。 本当に「動揺している人を考えれば」と思うのであれば、書き込みした人は秋田へ心理学カウンセラーを向かわせるべき問題です。書き込みのような「事なかれ主義」では、何も解決しません。 私の推測ですが、書き込みした人は単なる「あらし行為」だと思います。私のブログにもそういう書き込みがあった場合は、削除しています。あまりにひどい場合は、書き込み禁止にすることもあります。そうした方が良いと思います。」のコメントを頂きました。果たしていじめ自殺者が出た後は、スクールカウンセラーや心理カウンセラー派遣しただけいじめ問題は学校の中で無くなるでしょうか。後の結果では有りませんか。動揺している一部の子供達だけは救えますが、又いじめ事件は学校内で再発しますよ。対症療法でいじめがなくなる筈が有りません。風邪を引いて熱を出したので熱覚まし飲むのと同じです。子供達が風邪を引かないように免疫力を強め健康体を作ることでは有りませんか。
いじめ自殺を無くするには、いじめの原因を元から絶つことが1番大切です。お茶の水女子大学名誉教授数学者の藤原正彦先生の言われる通り学校教育の中で物の通りを教えることです。大勢で1人の子供もやっけのは卑怯なことで弱い者をいじめことは悪いときっちり教えるべきです。心理カウンセラーでは、いじめは解決しないと言われました。本来日本人たる男の喧嘩は、今まで大勢で1人をやっける卑怯な喧嘩は、喧嘩の仕方が悪いと言いしなかったと思います。何時からこんな卑怯な子供達が増えたのか残念に思います。私の高校生時代まで喧嘩が滅法強いと言われていた頭が良くて数学が良く出来た兵庫県立高校の喧嘩大将で慣らし中肉中背の某君がいました。普段は学生服をきっちり着た高校生でしたが、他校の秋の文化祭を良く訪れて自分より喧嘩の強いやつと喧嘩を良くしたそうですか。自分より弱いもんと一対一で喧嘩をして何が面白いねん、何の意味もあらへんでと言った今は無くなったN予備校の夜の高校生本科で出合った友達でした。見ただけでこいつは、喧嘩が強いとすぐに分かったそうですが。悪いことは悪いと教えるのが本来の日本の学校教育では有りませんか。
今後いじめによる自殺者を無くす処方箋です。公表するのが良くないと言ういうのなら、いじめによる自殺の事実が教育委員会と学校側の馴れ合いでこれまで隠蔽され来て泣き見て来たのが、自殺した子供と残された親御さんや家族は救われますか。真実を隠して物事の解決にはなりません。今度の沖縄県沖尖閣諸島中国漁船でビデオを公開しない政府の姿勢と同じです。国内法も守らない政府ですから日本の教育も荒廃し、法秩序や社会が乱れ犯罪が今増えているのです。終戦後65年目の日本で平和過ぎて、生死の問題や命のや大切さや真実を見据えることが人間として大切と言う教育の意義を学力の向上ばかりに囚われて忘れてしまっているのです。いじめ自殺者が出たと言うことは結果責任でで、学校側に問題が有ると言えるのではないでしょうか。いじめ自殺者が出たからと心理カウンセラーを派遣しても動揺している一部の子供達は救われるでしょうが。いじめの元を絶たないといじめやいじめ自殺が今後その学校で無くなりますか。これまでいじめ自殺した被害者の親御さんの精神な大きなショックと心の苦しみをマスコミも社会もなおざりにして来たのではないでしょうか。いじめ自殺に追い込まれたで我子を失った両親の悲しみや痛みを理解していたと思えません。川崎市多摩区の市立中学校3年の男子生徒(当時14)が6月、「(いじめから)友人のことも護(まも)れなかった」という遺書を残して自殺した中学生のお父さんからメールを戴きました。いじめ自殺に追い込んだ加害者生徒が、反省もせず平常通学校に通い亡くなった息子さんの霊前に線香1本も供えに来ず、謝りもしません。加害者側生徒の保護者は、弁護士に依頼したと書かれて来ました。善悪の判断も出来ない子供達やいじめを正しく把握せずに放置して、迅速に生活指導に取組まない中学校側いろいろと本当に御苦労されたと思います。、数学者の藤原正彦先生の言われる通り、物の道理が本当に分かっていないと学校と加害者の子供達や保護者とも言えます。
平和ボケし過ぎて、現実に起こった事実を直視出来ないような精神的にひ弱な子供達や保護者が今の日本に増えているのでは有りませんか。子供達同士に命の大切さをお互いに考えるべきです。作家の曽野綾子さん指摘されています。私へのコメントは、誹謗中傷、侮辱、名誉毀損に当たるコメントが多く、インターネット時代の顔が見えないのでラルの低さと道徳感の悪さを感じます。私の取上げたブログに対してコメントを送ってきた人のほうが身近なところからなのか新聞記事の取材より事実を熟知しているので、情報による差別で悪い事をしていない私を批判、攻撃するのは筋違いです。なぜ私がブログで取上げたかのかと言う目的を考えていないコメントがほとんどです。私を攻撃し批判したところで相手を間違っていますし何ら問題の解決にもなりません。最近このような私を批判するコメントが多く、自分の名前すら名乗らず日本人として卑怯極まりなく、武士道にも反しますので心無い書き込みには今後ブログを書いて4年目を機会にお返事せずに公表しないこと決めました。今後NTTやプロバイダーにも相談し、法的に対応して行こうと思っています。誰かを悪者にして、自分達の責任を転嫁して攻撃する今の病める日本の社会の象徴です。日本全体が、誰かを悪者扱いしいじめないと気が済まないる社会とも言えます。今の日本は、小沢一郎元幹事長が、政治家で悪者にされマスコミに叩かれていますが。小沢一郎氏だけが本当に悪いのでしょうか。
各教育委員会も学校の校長も身の保身の為に臭い者には蓋の日本的な体質が改められ無い限り、今の日本の教育は良くなりません。いじめ自殺問題も社会に公表し、世間の皆さんの声や協力が無いとどんな事件も闇から闇に葬られ、被害者家族は救済されず永遠に解決しないのでは有りませんか。被害者の人権や救済が忘れられている日本です。
函館大学教師サポート研究会の金山健一先生が、ホームページに。『いじめはなぜなくならないのか。福岡県筑前町の中学2年生の男子生徒を自殺に追い込んだのは担任の言動からであった。北海道滝川市では小学校六年生の女子児童が昨年九月、教室で首つり自殺をした。市教育委員会も学校もいじめはないと主張し、遺書が報道されてからいじめを認めた。文部科学省では、毎年いじめの都道府県別の調査を公開している。平成十七年度、全国一いじめ発生率が少ないと報告している福島県では、小中高校で合計34件のいじめがあり、児童生徒千人あたりのいじめ発生率を0.1人と発表している。一万人に一人しかいじめはない。一番多い愛知県では2597件のいじめがあり、千人あたりの発生率を3.4人としている。本当に愛知県は福島県の34倍もいじめが多いのか。それとも福島県のいじめに見落としがあるのだろうか。また、小中高校の自殺する児童生徒は年間100人以上に及ぶが、いじめの自殺は1999年以降7年連続ゼロである。本当だろうか。文部科学省では、先日の全国の都道府県、政令指定都市の生徒指導担当課長を集めた緊急連絡者会議で「実態を隠さずあるがまま報告してほしい」と要望した。つまり、いじめは隠されたままなのである。』と書かれていると通りの改善されていない現状では無いでしょうか。この資料は函館大学教育心理学金山健一准教授の御高配により掲載させて戴いています。
『父親や学校側の説明では、女児は腹痛などを理由に19、20、22日に欠席。21日には校外学習に参加。父親によると、女児は校外学習で同級生に、「なんで、こんな時だけ来るのか」などと言われたという。 女児は4年生の秋に愛知県から転校。5年になって同級生に「汚い」「近寄るな」などと言われたと家族に訴えていた。両親が当時、学校に連絡し、いじめはいったん収まった。しかし、6年に進級すると、女児は再びいじめられていると家族に話していた。』 女児は校外学習で同級生に、「なんで、こんな時だけ来るのか」などと言われ、女児は4年生の秋に愛知県から転校。5年になって同級生に「汚い」「近寄るな」などと言われたと家族に訴えていたのですから、明らかに言葉のいじめや汚い」「近寄るな」差別を受けていたと思います。この中学校校長いじを把握していないと言ってもこの女子児童がいじめられたと家族に話しているのですから学校側の対応の悪さと生活指導に甘さが有ったと言えます。1人の女子児童が自殺してと言う結果を重く受け止めるべきです。学力向上を目指し日頃の小学校の教育理念が素晴らしくても生徒に自殺者を出したら学校としての保護者への責任が有るのでは有りませんか。今の日本の教育は物事の過程を重視しますが結果がとのように出たかが総てです。校長の取材に対する『5年生の時に、同級生とのやりとりで誤解があったが、女児の保護者に話して誤解は解けた。その後も見ている限りは、いじめを把握していない」としていますが。』、自室で首をつっていた遺書は見つかっていないと言うことですが。小学校6年の女子児童、12歳の女子が、自室で首をつっていたのは余程のひどいいじめが有ったとしか思えません。その後も見ている限りは、いじめを把握していない校長は言いますが、学校の先生が見ていないところで陰湿ないじめがあったのかも知れません。今ののいじめは見つけにくいと言う事も言えますが。転校生と言うことも有り、不登校になっていた事も事実ですし、子供目の高さに立った迅速ないじめへの対処と学校としての生活指導や人権教育の取り組みが足りなかったのではないでしょうか。1人の女子児童が自殺したのは誰の責任ですか。義務教育を担う小学校の教育的責任では有りませんか。1人の女子児童が自殺したのですから教育者の良心の呵責を感じるのが教育者、管理職たる校長の責務では有りませんか。自殺した女子児童のお父さんの気持を思いますと本当胸が痛みます。まだまだこれからの人生長いのに残念に思います。いじめ自殺に追い込まれた保護者の為にも誠意を持って事実を調査するのが、この小学校側の責任では有りませんか。亡くなった少女は、この世にはもう二度と帰って来ませんがせめてもの餞となると思います。いじめ自殺した記事を公表すると子供達が動揺するからと言う消極的な考えよりもいじめ自殺を防止し、いじめを無くするには日々子供達を指導されている教育現場の先生方が、子供達の相談や悩みに載り、いじめ問題ヲ無くす為に木目細かくて迅速な対応で生活指導に取り組む以外いじめを解決する道は無いと思います。いじめられている子供達を救う為にもいじめ自殺に追い込まれる前に心理カウンセラーに気軽に相談出来るようなシステムを早急に作るべきです。いじめ自殺が出た学校の子供達が動揺しているからカウンセラーを派遣しても動揺している一部の子供達は救われます。自分の子供の事だけを考えて、心配するのは親として利己的過ぎますし、保護者同士皆で協力しないといじめ自殺した同級生や保護者は救われません。何らいじめによる自殺の根本原因の解消にはなりません。いじめ自殺をする子供達を無くすことが第一義で、保護者や家族を悲しませずに済むことになるのでは有りませんか。学校教育の中で、人の命の大切さを学校の先生も子供達も保護者も真剣に考えるべきです。なぜいじめはみえないのかの続きを下記に書きに書かせて戴きました。御高覧下さいませ。
※なぜ、いじめは見えないのか

                                               金山健一   

『心理学では、いじめが固定化し長期化したときの学級は劇場のようになっているという。学級が<加害者><被害者>ばかりでなく、いじめをはやし立てる<観衆>、いじめに対して我関せずという<傍観者>の4つの構造になる。この状況になったときいじめを止める人間は存在しない。最後の砦となる学級担任がいじめの加害者、観衆、傍観者になっている場合、その生徒は本当に自殺を考えてしまうだろう。いじめでの自殺が起こると、「なぜ、自殺したい気持ちを親に相談しないのだろう」と思う人も多いのではないだろうか。いじめを親や先生に相談すると「チクッた」と言われ、いじめが大きくなるから相談しない。これは子どもたちの心理を表すには不十分である。小学校低学年なら「○○ちゃんにいじめられた」とすぐに言えるが、中学生にもなると言えない。自尊感情が芽生え、学級の中で虫けらのように扱われている自分を責めるからである。親にはいじめられている自分のことを知られたくないのである。いじめが深刻化すると、「自分はダメな人間なんだ」「存在しなくてもいいんだ」と孤立感を更に深めていく。いじめは親さえも気付かないまま進行し、自殺に追い込んでしまう。いじめの発見のサインは、①表情・言葉遣いの変化 ②ケガや身体の変調 ③成績の下降や忘れ物の増加 ④仲間関係の変化 ⑤服装の乱れや変化 ⑥持ち物の紛失や金銭の使い方の変化⑦理由のはっきりしない欠席や遅刻⑧保健室・職員室への頻回訪問など多々ある。家庭では特に日頃からの親子の対話が重要であることは言うまでもない。我々、大人がその小さなSOSに気づく、察知する力を持たなければならない。』

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