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店頭価格も下がる“前兆”?コメ卸売業者重要な指標『スポット価格』が下落
テレ朝news
6/7(土) 2:29
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店頭価格も下がる“前兆”?コメ卸売業者重要な指標『スポット価格』が下落
「無制限に放出する」としている政府の備蓄米がなくなった際の対応について、小泉農水大臣は6日「海外からの緊急輸入も選択肢」だと打ち出しました。強気の姿勢の背景で今、卸業者間のコメの取引『スポット取引』の価格が下がり始めています。この動きはコメの小売価格の押し下げにつながるのでしょうか。
■「卸の利益500%」広がる波紋
小泉氏
小泉進次郎農水大臣
「500%の利益ってどういうことなんだろうと普通は思うじゃないですか」
6日も気炎をあげる小泉農水大臣。ことの発端は5日の国会でした。
小泉進次郎農水大臣
「今、社名は言わないが、卸の大手の売上高・営業利益これを見ると、ある会社は売上高は120%を超え、前年比が。そして営業利益はなんと対前年比500%ぐらい」
去年に比べて営業利益が5倍になった会社があると指摘。卸業者に矛先を向けました。
小泉進次郎農水大臣
「集荷業者から卸に流れ、そしてその卸が小売りに流して、そういうルートの中で一体いくらで販売をしてるのか、どれぐらいのマージンを取っているのか、こういったことも含め、やはり気になるところ。そういったことも含めて一つひとつ解明をしていく」
さらに言及したのは、備蓄米が足りなくなった場合の海外からの輸入についてです。
小泉進次郎農水大臣
「この緊急輸入、こういったことも含めてあらゆる選択肢を私は持って迎えたい。鳥インフルエンザで卵がないといったらブラジルから卵を入れている。そしてキャベツがかなり高騰していた。あの時、相当中国も含めて海外から安いキャベツを入れていた。一般的にやられていること、コメについてはどうなんだ。こういった時に聖域化、タブー視、こういったことが今までずっとあったんじゃないか」
攻勢を強める小泉大臣。6日も、政府が卸を介さず、小売りに直接コメを売り渡すことの意義を強調しました。
小泉進次郎農水大臣
「6月下旬から7月にかけて、今と比べて相当な量が世の中市中に出回っていく」
スーパー
街のスーパーで撮影された写真を見ると、先月21日は棚にコメの袋はあまり並んでいません。しかし、その10日後の31日には、同じ棚にびっしりとコメが並んでいます。
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