家庭用ゲーム機開発の「新世代」が破産 負債約29億円
家庭用デジタル機器メーカーの新世代(滋賀県栗東市)が、大津地裁に自己破産を申請し、4日までに破産手続き開始決定を受けた。破産管財人の弁護士によると、負債総額は約29億円。 信用調査会社によると、任天堂で「ファミリーコンピュータ」などの開発に携わった社員が独立し、1995年に設立した。ゲーム機や産業機器を開発し、2002年8月期売上高は100億円を超えていた。 05年にはテレビに接続して運動などができる体感型ゲーム機「XaviXPORT(ザビックス・ポート)システム」を発売するなど新事業を進めたが、大手メーカーの参入で競争が激化。開発資金などの金融借り入れ負担が重くなっていたという。決定は2月17日付。
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