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喜多方・R1000、民事再生法申請 婦人服販売、負債34億3000万円
2025/07/30 08:25
信用調査会社の帝国データバンク、東京商工リサーチ両郡山支店によると、婦人服販売のR1000(喜多方市)は29日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、保全・監督命令を受けた。負債総額は約34億3千万円。スポンサー契約を締結したBrighten Japan(東京都港区)とその子会社Brighten Fashionから資金支援を受け、事業を継続していく方針。
R1000はカジュアル服を販売していたラストステージ(喜多方市)からアパレル小売り事業を引き継ぎ、2018年11月に設立された。ピーク時には約90店舗を展開。自社サイトやEC販売事業も強化し、20年2月期には約97億円の年間売上高を計上していた。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により店舗の売り上げが大幅に落ち込み、25年2月期の年間売上高は約57億円まで減少した。金融債務の減免など私的整理による再建を進めていたが営業赤字が継続し、資金繰りが限界に達したため、民事再生法による再建を受けることになった。
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