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天木 直人
6月4日の内閣改造が小沢切りの決意の表明だったということはさんざん
報道で解説されてきた。
すなわち自民党との消費税増税法案協議に踏み切るために、そのネックに
なっていた防衛相、国土交通相の二人を更迭し、自民党との大連立を組んで
小沢一郎の消費税増税反対を封じるというわけだ。
この解説は自体はそのとおりだと私も思う。
しかし、なぜ2閣僚の更迭にとどまらず5閣僚を変えなければならなかったのか。
野田首相は最強の内閣で消費税を断行するために改造したという。
メディアもそれを垂れ流す。
しかしその顔ぶれを見るとそれが嘘だということは明らかだ。
このうち国民新党代表の自見庄三郎郵政改革・金融担当相が辞めて後任に
同党の松下忠洋復興副大臣(73)を充てたのは、国民新党の要求に野田首相が
応じた低次元の大臣職のたらいまわしであるが、なぜ鹿野農水相を更迭しなけれ
ばならなかったのか。
それは突如堵した中国人スパイ事件の引責だ。
やはり対中農産物輸出促進がらみのスキャンダルの追及が深刻で
やっかいなことになると見たのだろう。
鹿野大臣があっさりとこれを了承したことで、これ以上この問題は追及されたく
ないと判断したからだろう。
すなわち鹿野大臣の更迭で、この問題は終わりにするという政局がらみの了解
がなされたのだろう。
しかし小川法務大臣の更迭はまったく解せない。
その本当の理由は語られない。
そこで突然出てきたのが小川法相退任記者会見における指揮権発動
発言だ。
実はこれは重大で深刻な意味を持つのだが、メディアはその本当の深刻さを
詳しく報じることなく、小川法相の「最後っ屁」発言を不適切だと非難して封印した。
何がそれほど深刻で衝撃的なのか・・・
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政局がらみの私の発言は、私自身が小沢一郎支援の動きの中に入って活動
することになりましたので、今後はブログで書くことを控え、専らメルマガの中で
慎重に書いていくことにしました。
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