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予算案年度内成立をすんなり認めた野党の本気度を疑う
きょう2月25日の各紙が一斉に報じた。
与野党は24日の衆院議院運営委員理事会で、2017年度の予算案を採決する衆院本会議を27日に開催することで合意したと。
これで来年度の予算案の年度内成立が確実になったと。
なんという記事だ。
これほど腹立たしい記事はない。
これでは、安倍政権を追い込むどころか、安倍政権にやりたい放題を許しているようなものだ。
もちろん、今大騒ぎをしている国有地払下げ疑惑問題についても、せいぜい瑞穂の國記念小學校建設中止と籠池理事長いじめで終わることになる。
安倍政権にかすり傷ひとつ与えることができないまま幕引きされる。
安倍首相は再び外遊三昧だ。
いうまでもなく、国会審議の最大の争点は来年度の予算案を認めるかどうかだ。
なぜなら、すべての政策は予算によって裏付けられているからだ。
予算が通らないとあらゆる政策は実施できない。
だからこそ、予算委員会が国会審議の花形であり、どんな問題でも予算委員会の質問で取り上げることができるのだ。
その予算案が衆院で通過してしまえば、一気に国会審議の緊迫感がなくなる。
衆院で通過すれば参院でいくら反対しても無意味であるからだ。
再び衆院で議決されれば成立するという衆院優越権が認められているからだ。
だから衆院で予算案が成立すればあとはすべて消化試合だ。
その事を政治家は知っている。
もちろん官僚たちは皆知っている。
その予算案があと二日後の衆院本会議で多数決で承認されるというのだ。
それを野党があっさりと認めたというのだ。
この国の政治はすべて八百長だ。
与野党が談合して国民を欺き、税金を無駄遣いしているということだ。
馬鹿を見るのは、政治家たちは国や国民を思って真剣に議論している偉い人たちだと信じる、おめでたい国民である(了)
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