教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「発電機付きEV」来年販売=ロータリーエンジン活用―マツダ

2012年06月06日 11時16分44秒 | ニュース

時事通信 6月6日(水)3時0分配信 『マツダは5日、走行距離を大幅に伸ばせる発電機付き電気自動車(EV)を来年、官公庁向けにリース販売する方針を明らかにした。工場などで発生した水素を燃料として使い、独自技術のロータリーエンジンで発電、バッテリーを充電する仕組み。同エンジンの新たな活用法として近く開発を終える見通しだ。
 既存のEVがスタンドやコンセントなどから充電して走行するのに対し、このEVは「走りながら充電する」(山内孝会長兼社長)。工場などで発生する水素を集め、ガソリンスタンドのような「水素ステーション」でEVに注入し、燃料とする構想だ。 』

既存のEVがスタンドやコンセントなどから充電して走行しなければならず日本以外では電圧が違うので、その国の電圧に合った充電装置必要です。発電機付き電気自動車(EV)であれば、充電不要ですし便利と思います。マツダの独自に開発した技術のロータリーエンジンが、深化したと言えます。マツダのロータリーエンジン開発の基礎を作られたのは、戦前戦闘機の製造開発に当たられていた技術者の方々が、戦後復興にマツダでトラックの製造から自動車の開発にいそしまれた集大成と思います。マツダのオート三輪を思い出します。原油価格やガソリン高騰にも影響せず、大気も汚染しない地球環境保護を目指したマツダの発電機付き電気自動車(EV)と言えます。

水素ロータリーエンジンとは - MAZDAより引用

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マツダが開発した水素ロータリーエンジンは、水素を燃焼させて動力を得ます。そして、発生する水を水蒸気として排出するとてもクリーンな動力源です。
マツダは2006年2月に水素ロータリーエンジンを世界で初めて実用化し、「RX-8ハイドロジェンRE」としてリース販売を開始しました。ステアリングや加速といった要素を犠牲にすることなく、自然に運転でき、心の望むままにドライブしても排気は残さない。水素とロータリーエンジンの出会いが“究極のエコカー”の実現を可能にしています。
水素はガソリンに比べて点火エネルギーが小さく、非常に燃えやすい特性をもっています。そのため、水素を燃料に用いた場合は吸気行程でスパークプラグ等の熱源で着火してしまう異常燃焼がおこりやすく、いかに良好な燃焼をさせるかが課題になります。

ロータリーエンジンは、吸気室と燃焼室が分離した構造であり、また吸気室には熱源もないため、異常燃焼がおこるリスクが低く、水素燃焼に適しています。さらに、水素ロータリーエンジンは直噴技術を採用し、良好な燃焼を実現させています。
水素ロータリーエンジンはマツダの固有技術であるロータリーエンジンの特性を活かし、クリーン性能とクルマ本来の気持ちよい走りの調和を実現しています。内燃機関開発の実績をいかし、水素使用時においても、従来のガソリン使用時と同様の使いやすさと信頼性を確保しました。水素使用に伴う変更も少なく、低コストでの量産化が可能です。

さらに、マツダの水素ロータリーエンジンは一つのエンジンで水素もガソリンも燃料として使用可能なデュアルフューエルシステムを採用しており、水素がない場合はガソリンでも走ることができます。このシステムにより、燃料切れの不安から開放されるだけでなく、水素給燃設備から遠く離れた長距離の移動も可能な高い利便性を発揮します。

マツダのキャプチャ

広島県府中町。乗用車・トラックの開発・製造。企業・IR情報、製品情報、主要車種の 歴史。

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