教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

公約「うそ」認める幹部 「投票後悔」の声も

2016年06月29日 14時55分02秒 | 国際・政治
毎日新聞2016年6月27日 12時15分(最終更新 6月27日 19時54分
イギリス

取材に応じる英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首=2016年6月24日
直後の訂正、国民の怒りは爆発
 【ロンドン三木幸治】欧州連合(EU)離脱を決めた英国の国民投票を巡り、離脱派の主要人物が訴えてきた公約の「うそ」を認め、国民から強い批判が出ている。ツイッターでは「離脱への投票を後悔している」という書き込みがあふれ、英政府に2度目の国民投票を求める署名は350万人を突破した。
<残留派の声はなぜ届かなかったのか>
 「離脱派のキャンペーンで起きた間違いの一つだ」。離脱派を引っ張ってきた一人、英国独立党(UKIPま)のナイジェル・ファラージ党首が24日のテレビ番組であっさりと間違いを認めたのは、英国がEU加盟国として支払っている拠出金の額だ。』
大きな嘘を言いイギリス国民を騙したと言えます。
政治家としては、もう終わりではありませんか。EU離脱で、大英帝国の復活は幻想で、北アイルランドやスコットランドの独立運動が、再燃し、労働力不足による工業生産力の低下、輸入商品の高騰で英国は、繁栄よりも斜陽化が進むのではありませんか。平気で、大きな嘘をついた独立党党首が、公然と釈明するようでは英国を崩壊に導くだけです。政治家の大衆迎合をポピリズムと揶揄しても英国民の良識が、問われますし第二次大戦前歴史的状況と類似性を持っている容認に思え危惧します。




出典•技術コンサルタント:中村 友一・日々の雑多な事 より

『ゲッベルスは「嘘も100回言えば本当になる」と言った』というのは嘘 ...
techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/201
『ゲッベルスは「嘘も100回言えば本当になる」と言った』というのは嘘
Jun 22, 2011 6:01:48 AM
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正確には「もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう。」が直訳。ゲッベルス自身が「100回言えば」と言ったという原典はネット上には無いようだ。
※冒頭の写真はWikipediaから。

以下、詳細説明:
『ゲッベルスは「嘘も100回言えば本当になる」と言った』というフレーズは、広告・宣伝、心理学、政治学などに関わったことのある人ならば「100回」くらいは見聞きした事があるだろう(一般人でも何度となく見聞きしたことだろう)。この変形版で「100回繰り返せば」「事実となる」など言い回しの違うものもあるが、「100回」というキーワードは共通している。
この言葉にはいくらかの真実が含まれているし、そうであるからこそ、頻繁に引用されているのだろうと思う。
これがどういう状況で発せられた言葉なのか興味があったので、その出典を以前(少なくとも2007年以前)から探していたが、英語・ドイツ語の資料も含め信頼できそうな情報になかなか当たらなかった。
たとえば、Wikipediaの「情報操作」の項には次のように「引用」されているが、「要出典」となっていた(出典があるなら是非とも知りたい):
>反復(Повторение)
>同じフレーズを反復して、人々の記憶に刻み込ませる。嘘も百回言えば真実となる(ヨーゼフ・ゲッベルスの言葉)[要出典]。
しかし、先日(6/17)、やっと信頼できそうなドイツ語のフレーズがネット上で見つかった。下記にその引用を、ドイツ語(オリジナル)、英訳(Google翻訳)、和訳(英文からの中村訳)の順で示す:
(引用ここから)
【ドイツ語】(オリジナル)
Wenn man eine große Lüge erzählt und sie oft genug wiederholt, dann werden die Leute sie am Ende glauben. Man kann die Lüge so lange behaupten, wie es dem Staat gelingt, die Menschen von den politischen, wirtschaftlichen und militärischen Konsequenzen der Lüge abzuschirmen. Deshalb ist es von lebenswichtiger Bedeutung für den Staat, seine gesamte Macht für die Unterdrückung abweichender Meinungen einzusetzen. Die Wahrheit ist der Todfeind der Lüge, und daher ist die Wahrheit der größte Feind des Staates.
【英訳】(Google翻訳)
If you tell a lie big enough and repeated often, then people will believe it at the end. You can claim a lie as long as it manages the state to shield people from the political, economic and military consequences of the lie. It is therefore of vital importance to use for the state, its entire power for the suppression of dissent. The truth is the mortal enemy of the lie, and therefore the truth is the greatest enemy of the state.
【和訳】(英文からの中村訳)
もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう。嘘によって生じる政治的、経済的、軍事的な結果から人々を保護する国家を維持している限り、あなたは嘘を使える。よって、国家のために全ての力を反対意見の抑圧に用いることは極めて重要だ。真実は嘘の不倶戴天の敵であり、したがって、真実は国家の最大の敵だ。
(引用ここまで)
出典(ドイツ語オリジナル):
 pressemeldungWUSSTEN SIE, DASS…
 http://www.news4press.com/WUSSTEN-SIE-DASS%E2%80%A6N_596850.html
※和訳の前半はほぼ直訳、後半はやや意訳(Googleの英訳が若干乱れているため)。
出典によると、上に示すドイツ語原文が1938年にゲッベルスが言った通り改変していない文で、頻繁に引用されている「100回」といった言い回しは短く改変されたものらしい。
したがって、『ゲッベルスは「嘘も100回言えば本当になる」と言った』というのは嘘と言うべきだ。この引用自体が「100回」の繰り返しで信じられるようになった「嘘」だった。何とも皮肉なことだ。
言いたいことは伝わるので「まるっきり間違っている」とまでは言えないにしても、意訳として許される範囲を超えてオリジナルのニュアンスを変えている。
では、この「100回」という「嘘」は、いつ・誰が・どこで最初に用いたのだろうか。色々と興味は尽きない。
『ヒットラーが「我が闘争」の中で書いている』という情報もあったが、オリジナルでは確認できなかった。どの本の何ページにあるのだろうか。
今回発見したドイツ語の出典についてはさらに詳細な情報の調査を予定している。関連する研究者の方で詳しい情報をご存じの方はお知らせいただきたい。変化があれば続報を書く。
※日本では「ゲッペルス」と表記・発音されることが多いが、正確には「ゲッベルス」(Paul Joseph Goebbels)である。
※2011.06.23(木)05:00追記:
上記出典(ドイツ語オリジナル)著者Jurij Below氏にメール(英文)で照会したところ、Prof. Bernd Hamm, University of Trier による論文(下記PDF、当然ながら全文ドイツ語)から引用したとの返信があった:
Medienmacht – wie und zu wessen Nutzen unser Bewusstsein gemacht wird
Von Prof. Bernd Hamm, Universität Trier
http://magazin.cultura21.de/_data/magazin-cultura21-de_addwp/2010/10/200705_Medienmacht_Hamm.pdf
引用箇所は上記PDF冒頭にあるのですぐ分かる。Jurij Below氏のメール



 投票前、離脱派は拠出金が週3億5000万ポンド(約480億円)に達すると主張していた。与党・保守党のボリス・ジョンソン前ロンドン市長らが全国を遊説したバスの側面にも、巨額の拠出金を「国民医療サービス(NHS)の財源にしよう」と書かれていた。

 一方で残留派は、EUから英国に分配される補助金などを差し引くと、拠出金は「週1億数千万ポンドだ」と反論。ファラージ氏は番組で残留派の主張が正しいことを事実上、認めた。

 また、離脱派はEU加盟国からの移民制限を主張していたが、離脱派のダニエル・ハナン欧州議会議員は24日のテレビ番組で、「移民がゼロになるわけではなく、少しだけ管理できるようになる」と、「下方修正」した。離脱した英国が今後、EUと貿易協定を結ぶためには「人の移動の自由」が条件になる可能性があり、こうした交渉を見据えた発言とみられる。

 だが、国民投票で離脱が決まった直後の訂正だけに、国民の怒りは爆発。ツイッターでも「うそを信じてしまった」と離脱に投票したことを後悔する書き込みが増加した。離脱派が主張していた「BREXIT(ブレグジット)」(英国<BRITAIN>と離脱<EXIT>の造語)に絡め、REGRET(後悔)とEXITを組み合わせた「REGREXIT」(リグレジット)や、BRITAINとREGRETを足した「BREGRET」(ブリグレット)という造語も生まれ、ツイッターなどで使われている。

 再投票を求める請願の署名は23日の投票前から始まり、26日夜時点で350万人を超えた。「残留または離脱の得票率が60%未満」で、「投票率が75%未満」だった場合、2度目の投票を実施するという内容だ。投票結果はこうした条件に合致するが、請願が認められる前に国民投票は終了しており、さかのぼって適用するのは難しいとみられる。
 ただ、英下院で議論する対象になるかを決める要件の署名数の10万人を大きく上回っている。近く下院の委員会が議題として取り上げるかを協議する。



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