教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

学校給食は「残すな」より「食べ残せ」が正しい 完食指導が学校嫌いとメタボを引き起こす

2018年11月07日 06時52分56秒 | 受験・学校


11月06日 05:20



学校給食は「残すな」より「食べ残せ」が正しい

(東洋経済オンライン)

『私が子どもの頃、同級生に里子ちゃんという女の子がいました。家が近かったので、よく一緒に遊んでいました。里子ちゃんは食が細い子で、給食を完食することができませんでした。それで、よく昼休みに教室に残されて食べさせられていました。涙を流してうなだれながら、給食を見つめている里子ちゃんの姿を今でも覚えています。

斉藤さんという男性は、子どもの頃、給食のバナナを食べずにいたら、先生に見つかって強制的に食べさせられました。大変な苦痛を感じて、それ以来、バナナが食べられなくなってしまいました。いまだにバナナのにおいをかいだだけで気持ちが悪くなるそうです。

「給食指導」の名の下に、このような人権侵害・虐待が長年行われてきたのです。そして、いまだに根強く行われています。

雑誌の編集者である林さんは、子どもの頃ピーマンが嫌いでした。ある日、それがお母さんにバレて、たびたび強制的に食べさせられました。彼はお母さんが怖いので我慢して食べていましたが、大人になった今はピーマンが食べられません。

子どもの頃、ピーマン以外にもブロッコリーやゴーヤも嫌いでしたが、今はそれらは普通に食べられます。でも、ピーマンは食べられません。彼は「強制的に食べさせられたトラウマだ」と言っています。それだけが原因ではないようですが、お母さんとは冷え切った関係になっています。お母さんのことは「嫌い」というより「怖い」そうで、できるだけ会わないようにしているそうです。

給食のことで苦しんでいる子どもたちが今もいる

読者の中にも、子どもの頃に学校の給食や家庭での食事において、苦しい思いをしたことがある人はいると思います。そして、今現在でも給食・食事のことで苦しんでいる子どもたちがたくさんいます。子どもたちを苦しめる問題は次の2つに分けられます。

1. 小食で食べる量が少ない(量の問題)
2. 苦手な食べ物がある(質の問題)

私は長年小学校の教師として数多くの子どもたちを見てきましたが、給食がいじめや不登校の原因になることもありました。そのほかにも強制的な給食指導・食事指導にはいろいろな弊害があります。』

無理に好きでない食べ物を食べないで良いと思います。
大人の目線ではなく、子どもの目線に立って完食を強制すべきではないと思います。
その日の体調も左右すると思います。 
給食を残しても良いでは有りませんか。
かくあるべきよりも大らかさを持って欲しいと思います。
大人でも、完全に好き嫌いない人はいませんし、体質的に食べるとアレルギーを起こす食材もあり、無理強いは禁物です。 
休職嫌いで、不登校やいじめを起こさないように学級担任は、注意して指導すべきです。
私の年代、給食の脱脂粉乳の牛乳とマーガリン、金属の器は、今でも嫌いです。
教育現場での完全主義を目指すことは、改めるべきです。
意味のない友達間の早食い競争は、止めよく噛んで食べるように教えるべきです。
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