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教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

自民党新体制はどう出るか?山内康一『蟷螂の斧』゜

2012年09月28日 21時33分09秒 | 国際・政治

二度目の安倍総裁はタカ派イメージがありますが、
同時に公務員制度改革に真剣に取り組んだ総理で、
渡辺よしみ代表を行革大臣に任命した総理です。

しかし、当時といまは自民党の顔ぶれが違います。
3年前の衆院選挙で落選した自民党衆議院議員は、
都市部選出の中堅・若手の議員が多かったです。

改革マインドの強い議員の多くが落選してしまい、
党内の過激な改革派の一部がみんなの党に移り、
改革を推進する勢力は党内の少数派になっています。

渡辺代表、水野賢一参院国対委員長、小野次郎議員と
自民党時代の改革派がみんなの党の中枢にいます。
いま自民党の主流派は、ベテランや公共事業拡大派で、
安倍総裁が改革路線をとるのを支持しない人たちです。

安倍内閣から渡辺行革大臣を引いた政権を想像すると、
教育基本法改正や憲法改正等のイデオロギー色の強い、
タカ派政権のイメージしか出てきません。

6年前の安倍総裁誕生時と、いまの安倍総裁再選時は、
ご本人の理念や意思はともかく、周囲の環境が異なり、
もう一度行政改革に取り組めるか微妙だと思います。

いまも側近の塩崎元官房長官や世耕議員、山本議員等は、
本気で行政改革に取り組む気持ちがあるとは思いますが、
いかんせん改革派の人数が減ってしまっています。
自民党政権に戻っても、あまり期待できないでしょう。

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引用元http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog

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