朝日新聞デジタル 6月17日(月)17時50分配信
【冨岡史穂】年に2回、スーパーコンピューターの計算速度を競う世界ランキング「TOP500」が17日発表され、中国の「天河2号」が世界1位になった。中国のトップは2010年秋以来2回目だが、今回は2位以下を圧倒する強さを見せ、技術に対する専門家の評価も高い。日本の理化学研究所と富士通が開発した「京(けい)」は4位だった。
独ライプチヒで開催中のスパコン国際会議で発表された。天河2号は312万個の中央演算処理装置(CPU)を搭載し、1秒間に3京3862兆回の計算速度を記録。10年にトップをとった天河1号の13倍の速度だ。東京工業大の松岡聡教授は「中国のスパコンは目覚ましく洗練された。さらに2年はトップにとどまるだろう。スパコン開発は本格的に、米日欧中の4強時代に入った」と話す。』
2位、3位はそれぞれ米国のマシン。11年に世界一となった日本の「京」は前回(12年秋)の3位から順位を一つ落とした。理化学研究所計算科学研究機構の平尾公彦機構長は「京は汎用(はんよう)性や使いやすさにも重点を置いており、世界最高水準の成果を創出すべく、先導的な役割を果たしたい」とコメントした。
日本では、「京」の後継機として、1秒間に1エクサ(100京)回の計算能力をもつスパコンの開発が決まっている。米欧各国も2020年ごろをめどにエクサ級スパコンの開発を進める。』
白衣の仕分け大臣の『2位じやいけませんの!』の発言は、日本の科学技術の進歩と発展の芽を摘み、阻害した発言です。日進月歩の国際的開発競争の激しいスーパーコンピューターの世界です。一年は十年に値する技術開発の世界と思います。『中国のスパコンは目覚ましく洗練された。さらに2年はトップにとどまるだろう。』と関心しないで、真の日本人として電子工学者の誇りと気概を持って世界ランキング1位を是非取り戻して欲しいと思います。スーパーコンピューターの世界も科学技術開発の世界も1位でないと製品価値有りません。日本は、資源の無い国ですから、産業立国、科学技術立国として1位じや無いと生き残れません。
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