教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

14)教師も鍛える真剣勝負

2010年12月12日 20時46分39秒 | 受験・学校
アンキョ(暗渠)ってどんな意味か、記者さん知ってるかな」と、先生が突然聞いてきた。僕たち知ってるよ、と39人の視線がこちらに刺さってくる。>

 11月下旬、東京学芸大学附属世田谷小学校www.setagaya-es.u-gakugei.ac.jp(東京・世田谷区)の2年2組。 総合学習の授業「たんけん」で子どもたちは、航空地図で学校を見て川に関心を持ち、「呑川緑道」の地下に水が流れていることを発見してきた。

 「キョってなあに?」との記者の質問に、ある子が「漢字のほうが意味わかるかも」とつぶやくと、先生が辞書を引いて黒板に書いた。「さんずいに意味がある!」「水専用の道!」「すいろ!」次々に声があがる。 「知りたい」というエンジンに火がついた子どもたちは実に積極的だ。このクラスは、共通の問いが生まれると「学習問題」と呼び、ノートに赤い印をつけるルールがある。ネットや本で調べたり、両親と探検したりした情報が持ち寄られ、次の時間には別の「はてな?」に発展していく。 「子どもたちが今後、世の中で出会うことがみんな面白く見えてくれば大成功」と語る担任の鈴木聡教諭(43)は、同小14年目のベテラン。同小の総合研究部長でもある。駆け出し時代は、指導案通りに授業ができると達成感を感じた時期もあったが、経験を積んだ今、「指導案からずれる瞬間こそ教師の勝負どころ」との思いが強まり、総合学習の面白さが増したという。 同小は20年前、低学年で教科の垣根を外し、総合的に学ぶ自由度の高いカリキュラムを導入した。担任と子どもの話し合いで学習を計画し、時間割を変える。低学年こそ、生活に根ざした総合的な学習が必要と考えた挑戦的な取り組みだったが、実践を経て徐々に変化。総合学習のよさは認めつつ、低学年でも「計算や漢字の基礎など、最低限の知識の確認は必要」との方向性は定まりつつある。 ただ、鈴木教諭は「総合の授業力はすべての教科に通じる」と考えている。子どものつぶやき、ノートの変化を見逃さない注意深さ、臨機応変さが鍛えられるからだ。

 同小は、教員養成大学から年間約130人の実習生を受け入れる「養成所」の役割も持つ。若い先生には総合は重荷になりがちだが、藤田

副校長(55)は「子どもと一緒に山を乗り越える喜びが味わえるからこそ、教師も挑戦しがいがある」と話す。子どもたちと作る一期一会の真剣勝負が、先生の力も育んでいる。(片山圭子、写真も)

 ◎学芸大付属世田谷小の総合学習のテーマ例

 ▽「あみものにちょうせん」(1年)▽「ミュージカルをつくろう」(1、2年)▽「木の家をつくろう」「クラスの映画づくり」(4年)▽「お米作りに挑戦」「土器を作ろう」(5年)▽「アライグマを育てる」(5、6年)』12月11日讀賣新聞

教科書中心の知識詰め込み教育だけでは、二歩かの子供達に本当の学力向上は望めないのでは無いでしょうか。総合学習で、学校の身近に有るものを生きた教材として学ぶことは大切で、今問題に夏とて入る理解力や思考力の向上基礎になると思います。教科の垣根を越えても総ての教科は関連性が有ります。いろいろな体験学習を通じて生活通じて学習し社会性をコドモタチが身に付ける基礎になると思います。日本の子供達は、体験学習を世界各国のコドモタチと比べ軽視されていると思います。子供達のなぜだろうと言う疑問や不思議さ興味の目を摘み取ることなく自ら発見し、学ぶ姿勢が身に付けは自学自習の習慣が身に付き、学習意欲も向上すると思います。先生も子供達を教えながら学ぶことは、学び舎の1番の基本原則と思います。

暗渠・あんきょ

渋谷センター街の通りは暗渠化された川(宇田川)の上に作られている。
暗渠化され歩道として使われている用水路二ヶ領用水跡、2006年7月10日撮影)
荒玉水道道路は自動車も通行可能だが、重量制限はある。
暗渠化された用水路の上に残る橋桁と欄干二ヶ領用水跡、2006年7月10日撮影)

暗渠(あんきょ)とは、地中に埋設された河川水路のことであり、開渠に相対する概念である。目的により、いくつかに分類することができる。

都市部における暗渠

都市部においては、敷地の有効利用の目的からか、かつての小川や水路に蓋がけをして暗渠とし、その上を道路や遊歩道へ転用している例がしばしば見られる。川がないのに欄干(らんかん)が残っている場所があるが、これは地下に暗渠がある証拠である。

もともとの川幅の狭さや強度の関係もあり、多くは車両通行禁止の遊歩道などに転用している。幅が比較的広い川を暗渠にしたケースでは、自動車が通行可能になっていることもある。

川を蓋がけして作られた経緯から、路面が沿道の宅地よりも若干低くなっていることがある。

都市部における暗渠化は、戦前より例はあったとはいえ、特に高度経済成長期以降、都市化・宅地化の進行に合わせて一斉に進められたが、その多くは地域住民の強い要請を踏まえたものであった。背景には、宅地化の進行に対して下水道の整備がまったく追いついていなかったという当時の事情がある。行き場を失った大量の生活排水により、かつての小川はドブと化し、猛烈な悪臭を放つようになっていた。堪えかねた住民たちは暗渠化を願い、行政に働きかけることも多かったのである。

また、特に東京の場合は、東京オリンピックの開催に合わせて、都市の体面を整える目的で暗渠化された“ドブ川”が少なくなかった。

なお、地下に水道管を埋設するために直線的に整備された、いわゆる「水道道路」もまた、暗渠の一種である。

排水を目的とした暗渠

速乾性が求められる競技場、農地などに利用することが困難な湿地地すべり地などの崩壊地などさまざまな場所で、滞水を防ぐ目的で施工される。

この場合の素材は、有孔管(上部に集水用の穴が開いているポリ塩化ビニルなどのパイプ)、素焼き土管などのパイプ類などが用いられるほか、粗朶や砂利、玉石の埋め込みなども行われる。集められた水は敷地外の水路や側溝・下水道などに導かれ排水される。

                           URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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