教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

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2018年07月24日 17時27分22秒 | 国際・政治

何が起きてもおかしくない米国とイランの批判のエスカレート

2018-07-24

トランプ大統領のイラン合意からの一方的離脱宣言から始まった米国とイランの対立が、ここにきて急速にエスカレートしてきた。

 イランのロウハニ氏が「イランとの戦争はあらゆる戦争の元になる」と米国に敵対的政策を止めるように求めたのに対し、トランプ大統領は「米国を二度と脅迫するな。そのような事をすれば歴史上経験したことのない結末を見ることになる」と警告したという。

 まるでついこの間までの米国と北朝鮮のごとくだ。

 しかし今度の米国とイランの批判のエスカレートは、米国と北朝鮮の時よりはるかに深刻だ。

 あの時は核戦争という抑止力が働いた。

 あの時は中国や韓国という止め役を演じる国があった。

 しかし、米国とイランの間にはそれがない。

 おまけに宗教対立が絡む。

 そして、何といっても、米国のイラク攻撃がもたらした中東の混乱が収まらない中で、イスラエルの安全保障と直結する対立であることが最大の違いである。

 何があってもおかしくない深刻な状況だ。

 唯一の救いは、米国は、二正面作戦は同時に遂行出来ないということだ。

 おりから北朝鮮の非核化交渉はこれからが正念場だ。

 北朝鮮との非核化交渉と、米国の対イラン制裁強化の動きから、ますます目が離せなくなったということである(了)


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