『16日午後3時半ごろ、大阪市旭区太子橋の淀川でカヌーが転覆し、乗っていた大阪工業大(大阪市旭区)の男子学生2人が川に投げ出された。1人は自力で河岸に泳ぎ着いて無事だったが、大阪府和泉市寺田町の工学部2年生、北村健さん(19)がおぼれ、約1時間後に消防に救出されたが死亡した。 旭署によると、北村さんらはサークル「土木文化研究部」に所属。他の仲間5人とともに現場を訪れ、サークルで製作したカヌーを川に浮かべていた。河岸から約10メートルの地点で引き返そうとしたところ、バランスを崩したという。2人はライフジャケットは付けていなかった。 現場の水深は約2メートルだが、藻が大量に生えており、同署は北村さんは体に藻がからまっておぼれた可能性が高いとみている。』産経新聞
カヌーの製作時の工学部の整った実験設備を使って、模型によるカヌーの船体、走行実験と大学のプールを借りての浮力実験や試験走行も必要だったのではないでしょうか。工学部の学生で専門家ですから、川に浮かべる前に、試作カヌーの十分な点検と川以外の走行試験も必要ではなかったのでしょうか。餅は、餅屋の工学部の専門の学生です。土木文化研究でのサークル皆さんで智恵を出し合い、沈まないような優れたカヌーが作れなかったのでしょうか。北村さんも溺れ死に本当に残念に思います。工学部以外の学生なら上手くカヌー作れないかも分かりませんか。カヌーの研究開発にもっと創意工夫しても良かったのではないかと後悔しますね。太子橋付近の淀川は、カヌーの走行するのに適当な場所ではなかったのでは有りませんか。大学のカヌー練習に使っている適当な川の場所を選ぶ必要が有ったのではないでしょうか。藻が大量に生えている所はカヌーを漕ぐのには不適当な場所では有りませんか。ライフジャケットをつけていなかったのは油断していましたね。淀川も川藻を回収し、水面の見える綺麗な川にして欲しいと思います。水の都大阪です。川藻がからまって溺れないような昔ながらの淀川の復活を望みます。八百八橋と言われた時のような綺麗な川にならないのでしょうか。夏場臭い匂いのする川では、夕涼みも出来ません。水の都大阪を忘れている若い人達も多いと思います。昔は淀川の水も飲めたそうですからね。水は、生命の源です。綺麗な川は、「浪速のシンボル」です。
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