TBS NEWS DIG Powred by JNN
能登半島地震
「西日本は南海トラフ発生前の地震活動期」能登半島地震 “流体の影響”研究する専門家指摘 阪神・淡路大震災前より “切迫”評価 危険度「最高ランク」の活断層とは
中国放送
2024年1月4日(木) 06:00
国内
地震・災害
もう一つの大地震リスク 芸予地震などのプレート内地震
さらに、広島における大地震のリスクを考える上で、もう一つ注意が必要なのが、沈み込む海側のプレート内部のやや深い所で起こるプレート内地震です。「芸予地震」などがこのタイプにあたります。
西村教授によると、安芸灘では、過去400年で7回、やや深い所で大きな地震があったとされています。そのうち1回は、江戸時代に起きた安政南海地震(1854年)の直後に起きましたが、その他については、南海トラフ地震の発生時期とは関係なく起こっているといいます。
今後30年以内に発生する確率が70~80%と非常に高い南海トラフ地震が大きく注目されがちですが、それ以外にも様々なタイプの地震リスクがあるといえます。