本日、福祉の、訪問看護師の方が来られ、「私のクライシスプラン」という、病院でもらった定型用紙書面があるのだが、そこに於いて、来年2023年令和五年の『三大目標』が、今日、2022年令和四年12月30日金曜日午後に、我が家に於いて、看護師さんとの相談の上で、書き置かれ、取り決められた。
(来年の)『三大目標』
一、笑う事。
二、きちんとご飯を食べる事。
三、生活リズムを整える事。早寝早起き。
この三大目標に加えて、私の、お寺に於いて懇意にしている、日蓮正宗無量山寿海寺元副講頭Kさんのその後の電話でのご発言、
「これらの三大目標に君臨する、最大にして、最高の基本はやはり『勤行・唱題』である」とのお言葉を賜り、今年を締めくくるには、最高の日和(ひより)となった。
それから、看護師さんと私の取り決め、約束では、こちらからの電話、Tel.は、5分間以内を心掛け、迷惑が相手側に掛からぬよう、十分な配慮が必要である事。
孤独を感じ過ぎたり、夜寝ない、何かに集中し過ぎるきらいがあるので、電話し過ぎず、何で怒っているかを書面に書き綴る。夜は薬を飲んで早めに充分に眠る事。
音楽を聴いて気晴らしをする。
心の栄養、本を読む事もあり。(マンガ等で笑う事も有り。)
落ち着く事をやる、する。
あと、一番は、夜寝る、風呂、お薬。これに尽きる。
お薬は、お祈りの次、同じ位大事、と退院の時、私の帰宅に際して、荷物運びを手伝って下さった看護婦さんが、私の帰宅へと向かう帰り際、タクシーへ乗リ込む間際も、口を酸っぱくして、言って下さっていた。彼女は、私の日頃からの、私のこの信心への取り組み方、熱心さを、看護婦さんなりに、つぶさに見て実感して、私の信仰を理解し、認め、知っていた。
人の悪口を言いたくなったり、人を呪ったりはダメで、悪口を相手に向かって言わない。言葉を慎む。
人の話も聞く。耳を傾ける。自分ばかりを主張はしない。これも、自身を、慎み深くする。
話の、心の、キャッチボール。お互い、一方的でなく、会話が成り立つように、上手くする。(長話はダメ。これは常日頃、うちのお寺の御住職様に、ひどく御注意・御忠告を受けて居る。話を短くまとめる。学校で習った、三分間・一分間スピーチ。電話は、要点を、メモに書いてメモ書きして簡略に話す位じゃなきゃダメだ、と。)
冗長な長話をする方が、本人は極めて楽だ。それでは、ひと様に迷惑になる。要は、どう話をまとめ、話を簡略化するかだ。短文の価値が、そこにある。
相手を気遣う事を言ってあげる。優しい言葉を掛けてあげる。相手を察する。思いやりの慈悲の精神。等々。
相手のいいとこ探し。
自分の体や心を大切に、いたわる。相手も同じ。
とにかく、自分、私が今日、看護師さんから学んだのは、何事も、仏教仏法の、「中道・中庸」が大事なんだと思い知らされ、非常に為に成り、自身に堪(こた)えて、大変に勉学、勉強になりました。大切な極説、卓見だと思い致しました。本当に、毎日が勉強なんだと。これを成し遂げるのが大変なんだけど。一つ一つ、焦らずに、山歩き、山登りの積り、要領で、日々、精進してゆきたい。一度に一遍には、何事も、一気呵成(いっきかせい)は、土台、無理であろう。本当に、一年を掛けて、じっくりと実現を図ってゆきたい。(私の希望)。
「一、人の一生は重き荷を負いて遠き道を行くが如し 急ぐべからず。」(『徳川家康遺訓・萬人処世訓』より)
今日は看護師さん、誠に有難う御座いました。自身を振り返る、自己反省の、良い機会、良いよすがとなり、貴重なひと時でした。本当に、規則正しい生活を心掛けます。
以上。よしなに。wainai