枝野幸男さんの立憲民主党が野党の中で大躍進し、野党第一党に躍り出たと、今日の新聞、テレビ等のマスコミが報じた。
私は自民党に入れたが、この立憲民主党も今から考えると、選択肢に入れても良かった気がした。
日本の憲法を守る、護憲の党。リベラル派を統合してまとめ上げて、小池の希望の党のような排除の論理は用いない。
何より、枝野さんは私の卒業した高校の母校の大先輩だ。この点、非常に迷い、栃木の宇高じゃなく、私が福島県で最初に入学した安積(あさか)高校の先輩の地元代議士、根本匠さん、比例は自民に入れたが、比例は元々どこへでも良く、最初は希望に入れようとした位だから、立憲でも本当は良かった。
もしも、今度の国会が開かれて、皆の期待に応えて、立憲民主党の枝野さんが大化けして、国会で大捕り物、大活躍したならば、次は断然、立憲民主党にしたい。党の名前もいいし、枝野さんがクリーンそうで好感が持てる。
けれども、今回は涙を呑んだ日本共産党も、志位さんがあれだけ頑張っていて、あの人あの党も本当に可哀想だ。私は昔から共産党には余り応援はしていないが、彼らもいい事は言っているし、かなり政治をやらせたら実行力もありそう。何より一本筋が通っている。間違ったことは何一つ言わない。この党もいいなあ、とも思うが。
まあ、私も浮動票とまではいかないが、かなりフワフワ浮ついている。やはり浮動票か(笑い)。しかし、私はここ十年二十年、ずーっと自民一筋な訳ですよ。元創価学会員だが、悪いけど公明党には一回くらいしか入れた事がない。ずーっと自民(笑い)。
胡散臭い政党はすぐ見分けがつく。今回の希望の党もそうだし、2009年の政権交代劇の時の民主党にも嫌悪して、頑固に自民党に一票を入れ続けた。騙されないようにだけはして来た。与党の立場でずっと政界を見ていると、おかしな動きは一目瞭然とすぐに判る。深く考えなくても、直感、第六感で見抜ける。これはおかしな動きを実にしている、胡散臭いなア、等々。
しかし、石原慎太郎元東京都知事に、立派な孤高を貫く男(趣意)と言わしめ、立場の異なる人に褒めちぎられた枝野幸男さんは、まさしく本物の、いぶし銀のような芳しさ、正統派が躍り出たと言う直感がする。この政界で、これだけの政党、立派な志を持った党は、ここ十年二十年、中々見当たらない。
折しも現在、安倍自民党政権が進めようとしている憲法改正論議に一抹の不安を抱える日本民衆に、立憲民主党が何らかの一石を投じて、論点を明確にして、護憲の立場で物言う政党としての活躍をされることに大いに期待をしたい。今はよちよち歩きでも、日本共産党とも是非共闘して、確固たる野党、野党の中核を担い、やがては政権を担えるまでにたくましく成長して欲しい。枝野さん、ガンバレ!