正さん日記

世の中思いにつれて

善光寺が聖火リレーの出発地を辞退

2008-04-19 18:26:27 | 世界
 26日長野市で行われる北京五輪の聖火リレーのスタート地点を善光寺が辞退した。
 辞退の理由は、寺側が騒乱を予想して「文化財や信者を守ること、チベット人への弾圧が行われていることに対する同じ仏教徒としての憂慮している」こととなっている。
 実行委員会ではこれを受け入れ、当初は聖火の出発式、点火式は午前8時から善光寺境内の本堂(国宝)前で開催、聖火は午前8時半、本堂の数十メートル南側にある三門(国の重要文化財)を抜けて市街にでる予定の変更を余儀なくされた。
 また政府は、聖火リレーで、青いジャージー姿で伴走する中国人の「聖火防衛隊」について受け入れない方針を示していたが、長野県警もその都度受け入れを拒否する意向を伝えていたことが分かった。
 ただ、トーチの火を管理するための中国人2人の伴走は当初計画通り認め、聖火が消えた場合に再点火する仕事などに専念させ、警備には関与させない方針とのことだ。
 一方、長野県警は安全確保と沿道の観客の見物しやすさとを両立するため、警備計画の検討を直前まで重ねる。
 現在の計画では、スポーツウエアを着た機動隊員らを中心に数十人の警察官が、リレー走者の両側にやや距離を置き、縦に列をつくって伴走。走者同士が火を受け継ぐときには周りを囲んで不測の事態に備える予定にしている。今後の情勢次第で、さらに手厚くすることもある。
 中国側にとっては、善光寺の対応などは予想外の事態として、不快感を隠さないようだ。5月の中国胡錦濤国家主席の来日を控えて、またも反日感情に火がつくのか。「関連:4月7日

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